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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

症例

微妙なラインでの攻防。

· 症例, 美容外科・美容皮膚科 / Cosmetics · No Comments · Eri Iritani

本日は当院の受付の看板娘の二重を微調整しました。

彼女は以前にLT2点を私が施術しているのですが、

開瞼は良いのですが、二重のラインが気になってきたんです!ということでして・・・

微調整をすることになりました。

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末広型の二重で、蒙古襞のはりだしがもともと強い方ですので

内側の二重ラインが皮膚で隠れやすいのです。

末広型なのでそれでもいいっちゃいいのでしょうが・・・

本人も私も もっと内側から二重がうっすら見えて

自然なカーブを描いて外側へ延長してゆくようなラインのほうがいいよね!!

お互い合意がとれましたので(笑)

内側に当院の埋没法であるMT法を両側1点施行しました。

(目頭切開はご本人の同意を得られず断念しました・・・笑)

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術直後です。

えっ そんなに変わってないのではないですか?と

思われる方もいるでしょうが・・・・

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切開か・・・はたまた埋没式か・・・・

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今日の患者様は 典型的な加齢に伴う

腱膜性眼瞼下垂の方です。

ここまでの下垂であれば、皮膚の余剰もありますし

切開でのアプローチが良いです、とお話ししていたのですが

明日からしばらく普通に仕事もあるし・・・

やや!! それでは ダウンタイム取れないですよね~・・・汗・・・と

相談した結果!!

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鼻翼縮小の患者様です!

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他院にて糸による切らない小鼻縮小の手術を受けられて違和感が強く、結局、

糸を除去してもらったという患者様です。

その後、鼻尖形成などを施術され、やはり再び鼻翼の横方向への張り出しが

気になっている患者様です。

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鼻根部にはヒアルロン酸が注入されており、

鼻腔縁も鼻尖形成の術後の瘢痕が残っている方です。

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鼻柱と鼻翼が同じ高さにあり、ノッペリした印象になっています。

個人的には鼻柱はもっと下方に長いほうがシャープでかっこいいので好みです(笑)

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全体的に鼻の組織が厚く、典型的なアジア人の鼻!という印象です。

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エラボトックスの経過

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フェイスラインを小さく・・細く・・・小顔に・・・という希望は

誰しもあると思いますが、どんな治療が適しているのかわからないという方が多いです。

単一の治療だけで100%の結果を出す、というよりもいくつかの治療を組み合わせて

効果を出す事が一番だと思っています。

なぜなら気になる問題点は、

人体の骨格、筋肉、脂肪、皮膚の萎縮、たるみ・・・

いくつか複合的な要素が絡み合った結果だからです。

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こちらの患者様はエラの張りを気にされており、

以前にも他院でエラボトックスは行っている方です。

こちらの方の咬筋にボトックスを注入しました。

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だまし絵効果

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顎のヒアルロン酸を注入した症例です。

施術前

(この方は顎のオトガイ筋の収縮も強いのでボトックスも同時に注入しました。

ボトックスの経過はまた後日にでも。)

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施術直後です。

顎のオトガイ部に0.5ml ヒアルロン酸を注入しました。

ご本人様の希望でごく少しの変化で良い、とのことでしたので

注入の経過を見ながら これで良い!とおっしゃっていただけるところで

終了といたしました。

タイトル通り、、、顎の形状がごく少し変わるだけで

なんとなく顔全体の印象も変わるのです!!

特に顎の先端が鋭角な逆三角形を描くような形状になると

洗練されて、女性らしい印象の顎になりますし、どことなく

顔全体が痩せたように見える効果もあります。

これを私は患者様にご説明するときは

「だまし絵のようなものですよ」と言ってます笑!

 

そうして使用する製剤は私が最も 好んで使用しているCLEVIEL Primeです。

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顎下のたるみ取り治療に協力してくださる方を募集中です!

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久しぶりの投稿になってしまいました、、、。

狂乱のハロウィンシーズンも終わり、とうとう街はクリスマスモード!!

ここから年末へと向けて今年も駆け抜けたいと思います。

池田先生が以前より顎下のたるみ取りの治療で何かいい手法はないのかな~!?とぼやいていましたが・・・

とうとうコガオン注射なる小顔注射を開発しました。

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スペイン製のSAGONI KOGAOUという脂肪溶解注射の製剤を

針なしで空気圧で皮下に注入してゆけるマシン、エナジェットを組み合わせた

究極の小顔治療です。

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池田先生ご自身もトライされています。

なんだか この画像、アイドルみたいになってますね!

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目の下PRP

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今日は目の下のたるみにPRPを注入した患者様です。

PRPとは、ご自身の血液から濃縮された血小板だけを抽出し、

気になる部位へ注入する治療法です。
血小板が持つ、細胞の修復・再生作用により、肌自体を若返らせるアンチエイジング法ですが、最近は、歯科領域では歯周組織再生法(インプラント治療)に使用されるなど他の分野でもPRPのもたらす組織再生作用に着目されてきています。

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下眼瞼の皮膚・眼輪筋の弛緩による眼窩脂肪が前・下方へと
逸脱してしまってますね。

本来あるべき場所ではなく不適切な部位に構造物が移動してしまうことを

ヘルニアを呼びます。

この方の場合、目の下の脂肪のヘルニアをおこしている状態です。

もちろん原因は加齢ですね。

症状に応じて治療をいくつか用意しております。

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眉毛の形も変わった!!

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ここ最近、帰宅後に お役所に提出しなければならない

書類作成に時間をとられて気がつけば深夜3時を回ってしまい

すっかりヘロヘロです。

確定申告などの書類作成や専門医の更新などの書類作成のような

地味に積み上げていけばゴールがやってくるような書類作成は大好きで(笑)

締め切りより2ヶ月前から嬉々としてレシートを分類したり、過去の手術レコードを

ひっくり返したり出席票や参加証を整理して準備しています。

他人の分までやってあげたい!!と思うくらいです。完全に変態ですね。

 

 

が、今作成している書類関連は 来年度の保育園入園関連の書類で・・・

私の住んでいるエリアが全国でも有数の待機児童数を抱え新聞でもしょっちゅう取りざたされて

いる保育園デンジャラスエリアなのです。

提出したからといって必ず報われるものでもない、でも

提出しなければ何の可能性も生まれないのでとにかく提出しなければ!

という不安定な要素ばかりの書類作成は

私にも熱がこもらず

未来への不安ばかり増幅させる作業なので ちょっとパワーを吸い取られています。悲しい~~

さて こちらの患者様は当院の経結膜式眼瞼下垂症手術 LT2点を受けられた方です。

LT2点前

術前です。

最近特に右目の重さが気になる、、とおっしゃっていました。

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初めてなので お手柔らかに・・・・

· 症例, 美容外科・美容皮膚科 / Cosmetics · No Comments · Eri Iritani

美容医療は年々、身近なものになっていっており、高校生から年配の方まで

気軽に施術できるものになってきましたね。

というのも以前はダウンタイムを伴うおおがかりな治療や手術が主体であったものから

低侵襲な治療が数多く開発されてきたため、より気軽に身近に行えるようになってきました。

エステに近いスキンケア治療も含めたらもっともっと幅広くなるので なおさら

何かしらの施術を皆様うけていらっしゃるのではないでしょうか?

 

さて、本日は私のブログを読んでくださっていらっしゃってくださった患者様です。

(なかなか時間がとれないのとブログを書くことに慣れていないのにありがたいです!!)

いままでエステサロンでの美顔のような施術は受けられたことはありますが、

クリニックでの美容の治療ははじめて、という方です。

何事もはじめてのことにチャレンジするときに緊張しない方はいらっしゃないでしょうから

勇気を出していらしてくださったと思います。

顔全体のたるみが気になる、ということでした。

加齢に伴う骨格・軟部組織・皮膚組織の変化を認めます。

いわゆる、目の下のたるみ、深い法令線、フェイスラインの乱れなどを

気にされていらっしゃいました。

初めての患者さまで 効果も期待できるけれども

あまり急激な変化は求めていない、

ダウンタイムは極力少なくしてほしい、痛みが怖い、、、などの

ご希望がある場合は、一番低侵襲な治療であるスキンケア治療を行い、

組織が不足している部位にはヒアルロン酸またはPRP治療、

脂肪組織が増えている部位には脂肪溶解注射を行ってゆくことをお勧めしています。

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↑当院の看板マシンであるトリニティプラスのリフトアップに特化したSTモードで

施術をいたしました。

このあと、目の下(ゴルゴライン)から頬骨部の骨膜上にスタイレージXL 0.6mlを

鈍針で注入しています。

法令線から口角周囲にはスタイレージXL0.4mlと、

スタイレージM1.0mlを注入しています。

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施術直後です。

たるみによる影が減ると顔色が明るく見えて、元気に若々しくみえます。

ごく少しの変化ですが患者様は安心して帰られました!

 

当院のヒアルロン酸は複数取り扱いがありますが、

スタイレージはマンニトールという抗酸化剤を添加した

ヒアルロン酸です。抗酸化剤マンニトールにより

「注射をしているとお肌の老化を予防できる」という利点があります。

BDDEという架橋剤を減らすことができ、腫れなどの副作用も少なくなり

持続期間も増えたそうです。

当院では糸によるリフトアップが人気診療ですが、、、このような気軽にできる治療が

安心して行える方もいらっしゃいます。

気軽なものからダウンタイムを要するものまでご希望に合わせて選べるようにしております!

 

ヒアルロン酸      

施術のリスク・副作用について

・内出血が起こった場合は完全にひくまでに2週間程度かかることがあります。

・施術後に、腫れや赤みを伴う場合がありますが、2~5日程度で改善していきます。

・施術直後より、洗顔・お化粧をしていただけます。

・施術日は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。

・注入は医師と状態を確認しながら進めますが、効果の現れ方や注入部位によっては直後に凹凸や左右差を生じる可能性があります。微調整が必要となる場合は、別途料金が発生いたします。

・ごく稀に、感染する場合があります。その場合は、抗菌剤内服にて対応いたします。

・ごく稀に(0.1%未満)ヒアルロン酸に対してアレルギーや血流障害を起こす可能性があります。注入後から翌日まで痛みや腫れ、赤みがある場合は注入後2日以内に来院して下さい。

・ごく稀に、塞栓症を起こす可能性があります。その場合、ヒアルロン酸溶解注射にて対応いたします。

 

ベビーコラーゲン(Ⅲ型コラーゲン製剤)の可能性

· 症例 · No Comments · Eri Iritani

総院長の池田先生は新しい手術や器具の開発にも心血を注がれていらっしゃる偉人ですが、

世界中の学会に出席、招聘され 常に健康と美を永遠に保てる方法を探していらっしゃる

この道のマニアです。

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不老不死を実現させるのはきっと池田先生ではないかと信じております。

さて お肌を赤ちゃんのように若返らせる・・・そんな方法あったら

誰でも教えてほしいですよね!?

実は赤ちゃんの肌と大人の肌にはいろいろ違いがあるのですが、
皮膚の真皮成分であるコラーゲンの形質がまず異なります。

赤ちゃん、特に胎児期にはⅢ型コラーゲンが真皮層に豊富に存在しているのに対し、

成長とともに減少してゆき、Ⅰ型コラーゲンが主な組成になります。

胎児期の傷は治りが良いことが有名ですが、その一因としてⅢ型コラーゲンの多さに

秘密があるのではないか!?と言われています。

日本でもコラーゲン製剤は古くから使用されてきましたが、ブタやウシ由来の製剤であり

常にアレルギー反応を気にしなければなりませんでした。

(皮内テストは必須でしたし、それをクリアしても常にアレルギーを起こすリスクを念頭にいれて

施術しなければなりません)

過去にはヒト由来のコラーゲン製剤も存在しておりましたが、Ⅰ型コラーゲンが主体でした。

現在、Ⅲ型コラーゲンを多く含有するものはベビーコラーゲンが唯一です!

(ベビーコラーゲンではⅠ型とⅢ型が50:50の割合で配合されております)

当院では、池田先生が輸入当初からその効能に興味を惹かれ、積極的に使用してきました。

現在、日本でも屈指のベビーコラーゲン注入件数を誇っており、

日本のみならず海外からも多くの患者様にお越しいただいております。

また、池田先生・白石先生による学会での講演数も数多く、

日本一!・・・と胸を張って言えるのではないでしょうか??

そんなベビーコラーゲンの症例です。

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40代 男性。

右目の下に格子状に刻まれたしわがあります。

こちらにベビーコラーゲンを注射しました。

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シワに沿って 細かく、エンジェニードルで注入してゆきます。

施術直後は一部赤み・凹凸がありますが、数時間~数日で消失します。

コラーゲン製剤のこの独特の肌なじみの良さは、患者さんだけでなく医師の間でも

病みつきになります!!

ヒアルロン酸では凹凸、デコボコしやすい皮膚の薄い部位にも攻められるのです。

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注入後1ヶ月です。

このように良い状態を維持しております。

肌の拡大像を観察すると面白いことが発見できました。

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こちらは先ほどの患者様のベビーコラーゲン注入前の皮膚の拡大像です。

斜走する皺が目立ちますね。

年齢的にも一般的な肌状態かな?と思いました・・・が・・・

注入後2ヶ月目。

図2

斜走する皺ではなく、網目状に走行する皮膚紋理がはっきりしてきましたね。

左下には目印にしていた脂漏性角化症(茶色のイボ)があります。

ちょっとこちらの患者様はもともと汗管腫のような隆起性腫瘤が多い肌質の方でしたので、

逆にそれが目立ってきたようにも思えます。

さて 6ヶ月後では・・・

図3

なんだか皮膚紋理、皮丘が明瞭になってきて、個人的な意見としては・・・

皮膚の血色も良くなったように思えます。

(目印にしていた脂漏性角化症は取れてしまったので

計測していた基準で同一部位であることを確認しました。)

ベビーコラーゲンを注入した方が口を揃えておっしゃるのが

「なんとなく肌質が良くなった気がする」

という この漠然とした なんだかよくわからないけどヒアルロン酸を

注入した時とは違う どことない良さを感じる!という意見です。

肌を拡大して解析してみると 面白い発見がわかりましたね!もしかしたら・・・

これが 俗に言われる「肌のキメが整う」という状態なのでしょうか。

ベビーコラーゲン・・・これはまさに赤ちゃん肌への生まれ変わりをしてくれる

奇跡の注射になるかもしれませんね!?