お問い合わせ: (03) 5479-3388
品川駅近の皮膚科・形成外科・美容外科 Web Site

東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

お盆休み、夏休みのあいだに二重に!

とうとう梅雨があけたってききましたよ?!

長い長い夏がやってきますね。

夏休みやお盆休みはダウンタイムがとれる手術がしやすいシーズン到来です。

学生の方も、社会人の方も、普段はなかなか気軽にできない二重の手術もチャレンジしやすいです。

こちらの患者様は、目の開きが重い、という主訴でご来院。

先天性眼瞼下垂症であったり、コンタクトを使用している方におこりやすい眼瞼下垂症ではないのです。

前葉(皮膚、眼輪筋、隔膜)の組織による偽性眼瞼下垂症です。

DB5F601F-9D55-4310-90BC-4A4B7953D690

挙筋前転術で、挙筋腱膜と前葉を連動させることで開瞼のしやすさと、二重ラインの作成を行いました。

術後一週間、抜糸直後の写真です。

F194888C-BEEF-4759-9585-348249CBFDE4

術後9か月経過しました。

F6B92F3C-E573-4117-AD9D-79E56C2D44BB

経過中に右上眼瞼がアレルギーで腫れて、ラインが不整になったりトラブルもありましたが、だいぶ軽快しました。

記事の続きを読む

ルメッカ(IPL)でシミ、そばかすケア

· 症例, 美容外科・美容皮膚科 / Cosmetics · No Comments · Eri Iritani

 

真夏日がやってきた!

夏、といえば、紫外線。

紫外線、といえば、日焼け。

日焼け、といえば、、、シミが増えるー!涙

この時期の私は「ドラキュラみたいに夜だけ活動したい派」を主張してます。

 

さて、そんなこんなで できてしまったシミ、そばかす、、、なんとかしたい!

当院のフォトフェイシャル(IPL)、ルメッカの施術をうけた患者様です。

59711379-149B-4220-9C6B-846242FF8E15

施術当日から、シミやそばかすに反応して、茶褐色の痂皮ができました。

こちらは1週間から10日かけて徐々に脱落してゆきます。

メイクは当日からできますが、念のため、あまり、人前に出る時ではない時期におすすめしてます。

痂皮がとれてくると、肌のトーンが明るくなったのがわかりますね!

ここまでゴッソリとれると満足度があがります!

ルメッカのあとも、美白ケアとしてしっかり日焼け止めをしてください!!

【注意点】

色素沈着、熱傷のリスク、再発、濃くなる、肝斑の増強、など

記事の続きを読む

副乳の症例です

· 形成外科 / Plasticsurgery, 症例 · No Comments · Eri Iritani

脂肪腫や粉瘤など、皮膚腫瘍の患者様は連日たくさんいらっしゃるのですが、今回は両側の副乳の症例です。

6D8CCA46-207E-4F66-A19B-22C2A9797C39

副乳は、通常左右ひとつずつある乳房以外にできる乳房に似た組織です。

脇の下から鼠径部にあるミルクラインにできます。

進化の過程でわれわれ人類は左右一対だけの乳房のみになりましたが、哺乳類は何箇所も乳房がありますよね?

本来退化して消えていったはずの乳房組織の遺残と言われています。

残り方もさまざまで、触るとしこりを感じる程度のかたもいれば、しっかり乳首に似た組織が残る方もいらっしゃいます。

乳腺組織の遺残がある場合は、生理の周期や妊娠出産を契機に膨らんできます。

自然に消えることはないのでなんらかの外科的処置が必要となります。

今回の患者様は皮下に触知する乳腺組織はごく少量、乳首様組織の遺残があるケースでした。

両側とも脇の下にあり、紡錘状に、皮下の乳腺組織とともに、摘出いたしました。

ACC68A0B-B164-4D18-92DC-00A79832B3FC

サイズが巨大である場合や、乳腺組織が多量である場合は総合病院を紹介となります。

脇の下だけではなく、お腹や鼠径部にできている腫瘍、気になることがありましたらご相談ください!

【注意事項】

アレルギー、傷跡、再発、腫れ、内出血、など

記事の続きを読む