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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

熱傷をきれいに治したい!

熱傷をきれいに治したい!

· 形成外科 / Plasticsurgery, 症例 · No Comments · Eri Iritani

みなさま、お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?

今年は台風の影響からか、異常に暑い日が少ないように思えます。

いや、、、とんでもなく暑い日もあったわ。忘れていたけど。

さて。当院では皮膚科の専門医の奥野先生をはじめ、形成外科学会認定医の須田先生や黒崎先生も勤務してまして、一般的な形成外科の患者さまも対応しています。

怪我をした、ヤケドした、できものが腫れてきた、ピアスの穴を塞ぎたい、ピアスで耳が裂けた、といったトラブルも診ています!

今回はスタッフさんが熱傷を受傷!

湯たんぽを作ろうと熱湯を沸かしていたら、腹部と上腕にかかってしまったんです!

当日はひたすらクーリングして休んでいたそうで、、、

熱傷を受傷した次の日。

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側腹部に痂皮を伴う紅斑。

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左上腕にも。

ここからステロイド系の外用と、痂皮が乾いて張り付かないように、熱傷用の特別なガーゼで処置!

5日経過しました。

痂皮も徐々に脱落してきており、上皮化が進行してきていますねー!

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一部濃いピンク色の部分がありますね。

ここが他部位に比べて上皮化に時間がかかっています。

こうい色素沈着や色素脱失をおこさないように、ケアしていきます。

熱傷は感染を合併すると急速に深度が深くなり、治癒に時間がかかります。

はやめに受診して、適切な処置をすることが肝要です。

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上腕ははやくも軽快しました。ここは範囲も狭かったのが吉!

熱傷部が上皮化したら、ここからは、とにかく色素沈着を残さないように、深い熱傷の場合は瘢痕にならないように、、、!

ヘパリン含有類似物質の軟膏の塗布をしてもらいます。これは、肌のバリア機能を整えて保湿し、血行を促進、炎症を抑える効果があります。乾燥や赤みを抑えてくれます。

熱傷後の色素沈着にはビタミンC、トラネキサム酸の内服をしてもらい、ここにトラネキサム酸配合の外用(ルナトックス)を塗ります。

術後のダウンタイム軽減にも使われる医療用LEDライト、「ヒーライト」を照射していきます!。

 

1ヶ月経過、、!

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軽度の色素沈着を残すのみ!

9か月経過しました。

薄く色素沈着が残る部位がありますが、、

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非常に良く治りましたね!

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医療用LEDライト、「ヒーライト」は590と830nmの2つの波長を照射できます。

連続照射技術で皮膚深部に作用し、マクロファージを刺激して増殖させます。マクロファージが増えることで創傷治癒を促進させ、リンパと血液の流れもよくなります。

結果として、術後の腫れや内出血の軽減、ダウンタイムを短期化できるのです!

また、肌とのターンーオーバーを正常化してくれるため、コラーゲンとエラスチンを増生させ、ハリやツヤをだし、小じわを減らし、リジュビネーション効果もあるのです!

ニキビ菌の殺菌などにも効くので、あらゆる肌悩みにおすすめの施術です。

ヒーライト自体は痛みはない施術なので

怖がりな方にもできますし、今回は熱傷後の症例に使用しましたが、外傷後のかたにも使えますし、かなり万能な機器なのです!

今回は若い健常なかたの熱傷症例でしたが、、、

子供や高齢者、糖尿病などの合併症をお持ちの方や感染を合併したかた場合、受傷後経過とともにやけどの深度が深くなる場合があるので、より慎重な管理が必要となります。