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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

額、目の下にACRS。

額、目の下にACRS。

· NEW · No Comments · Eri Iritani

次女と歩いていたら、ご近所の方が、「お嬢さんにこちらどうぞ」とたくさんいただいてしまった!

ピンクの椿!!可愛いので水に浮かべてみて楽しむとします^_^

さてさて、、、ACRSを目の下エリア、額に注入した患者様の経過がなかなか良かったので(^^)

実は、遡ってみると、、、一年前に初回注入でした。

↓注入前です↓

額の横皺、陥凹と、目の下エリアが暗くカゲができていますね。

こちらにACRSを注入しました。大体一回の採血で4.0mlほど精製できます。

ACRSは採血をして、作製するのに3時間かかります。でも、一度製剤を精製できれば2ヶ月、冷凍保存が可能!

このあと、こちらの患者様、初回注入、2回目注入(こちらは冷凍保存されたものを解凍して注入しました)、、、、そうして、一年経過したときのお写真です。

すこし撮影条件が違いますが、やや、目の下、額の皺が目立ちだしてきました。

こちらにACRSを作製し、額と目の下に注入。

↓直後です↓

すこし注入部が凹凸になり、むくんでみえますね。

ちなみにPRPはこの段階でめちゃくちゃ痛いです笑

あの痛さがトラウマで、再度チャレンジする気持ちが萎えた、というかたも!笑

それに比べるとACRSはほぼ痛くない!針を刺す時のちくちくくらいかな?

そうして、、、1ヶ月後、、、

肌ツヤもよくなりましたね!極端に盛り上げるほどではありませんが、自然な若返りが得られます。

一年に一回ほど注入される方が多いかなぁ、、、。肌にハリがなくなり、シュワっと元気がなくなった感じだったり、額やほうれい線周りのシワシワした小じわにも良いですが、目の下エリアには最適。

これ以上エイジングしてしまっている方にはベビーコラーゲンを細かく細かく注入していきますが、こちらの患者様でしたらACRSで十分!

ACRSは抗炎症性サイトカイン(IL-1Ra)が豊富に存在しています。これにより、アトピー性皮膚炎の方や、急性期の瘢痕、薄毛などの治療にも良い効能が得られます。

PRPに比べて成長因子の中でもとくに、EGF(上皮成長因子)やFGF(線維芽細胞増殖因子)、IL-4(インターロイキン4)などがインキュベーションにより数倍~十数倍まで増殖することも確認されています。この肌の質感がツヤツヤモチモチに良くなるのはこのあたりの違いなのかな?!

【ACRS治療注意点】

  • 施術後、まれに赤みや発疹や掻痒感が生じることがあります。赤みは2~5日程度で治まります。
  • 内出血が起こった場合は完全にひくまでに2週間程度かかることがあります。
  • 施術後すぐに洗顔・お化粧することができますが顔をこすらず、泡で洗顔するようにご注意下さい。
  • 傷、もしくは皮膚疾患のある部位は施術を行わないことがあります。
  • 治療前1ヶ月間、治療期間中の日焼け厳禁です。サンスクリーン剤(日焼け止め)を必ず使用して下さい。
  • 効果には個人差があります。また、部位によってはそれほど改善が実感できないことがあります。



角度を変えた写真になります。

↓注入前↓

↓初回注入してから一年↓

↓注入直後↓

↓1ヶ月経過↓

自然なツヤツヤ感と目周り、額のなめらかな感じ、、、素晴らしい経過です!お写真の提供ありがとうございました。