先日、誕生日を迎え、とうとう不惑の年とやらに突入してしまいましたよ。
誕生日にはたいてい仕事をしていることが多いのですが・・特に衝撃で忘れられない誕生日・・・
そうそれは 10年前。
30歳の誕生日を迎えた私は 白骨遺体を前に
立ち尽くしていた!!!!
いったい 何が起きたのかというと・・・
当時、私が当直していた某市中病院は
警察より依頼があった場合、検視に協力する方針の病院でした。
そんなわけで30歳の誕生日に当直していた私は人生最初で最後!?、
白骨遺体を検案することに~~~~!!!!
どうも この白骨遺体の主様、30代の男性で日ごろから、思い立ったらふらりと
バックパック背負って世界中あちらこちら放浪する趣味があったようで。
長期、連絡が取れないことがあっても
「またどこか放浪してるんでしょ」と 周囲より心配されるような人ではなかったらしいのです!!
そんなわけで・・・
ベッドサイドに残されている処方薬などから判断するに、
どうも体調を崩し、一人暮らしの自宅のベッドで人知れず亡くなっていたのにも
かかわらず
周囲から捜索されることなく経過し白骨遺体となってしまっていた、
という方だったようです。
もしかしたら主様、亡くなったことに気づかずに今もあちらこちら世界各地を
旅しているかもしれませんね!
よくありがちな独居死と違って ちょっぴり うらやましかった記憶があります。
こんな30代の幕開けを迎えた女はそうそういないだろうなあ~、
きっと私の30代は波乱万丈な予感しかしないぞ!と、
忘れられない誕生日の思い出です。
確かに30代は刺激とエネルギーに満ち溢れていたような気がします・・・。
家族にお祝いをしてもらいました。夜遅くまでお付き合いありがとです。
もうこの年齢にもなると
お誕生日おめでとう、と言われるのも恥ずかしくて(笑)
いままでありがとうございました、今後ともよろしくお願いいたします、と
周囲に感謝してまわりたい!!!
そんなわけで 今月はありがとう月間。
御来院いただいた方に
特製チロルチョコがもらえるかもしれませ~ん!ふふふ