お問い合わせ: (03) 3545-8000
田町駅徒歩5分の皮膚科・形成外科・美容外科 芝浦B.クリニック Web Site

東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

下眼瞼の症例

切開ハムラ法①術後2ヶ月の症例写真

なかなか撮影条件を合わせるのが難しくて(汗)やっとある程度、正確な写真が撮影できたのでアップできました、、、!

40代、男性。目の下のぷっくりした盛り上がりが目立つかたです。

これだけみると、さぞかし眼窩脂肪は多いのではないかと思われますが、、、実はそうではないんです!

16ECA599-AFB9-49D9-892B-8E1B69E96F51

斜位でみてみると、

D5EDA469-BB8E-47F0-B3B5-9F2630BCDFAB

↑マーキングされているエリアを触ると、脂肪組織はほぼなくて、すぐに上顎骨や頬骨が触知できます。

お顔にお肉がなくて、ゲソっとしたタイプであることがわかります。

眼球も突出してみえるタイプで、日本人に多いnegative vector orbitとよばれる構造をしています。ハムラ法の最も良い適応となる患者様です。

また、顔面骨の上1/3と比べると、頬骨はやや小さいのかな?といった印象のかたです。(レントゲンを撮影しているわけではないのですが。)

目の下が突出してみえるbaggy eye。

こちらは、膨らみをつくる成分と、凹み、陥凹をつくる成分とのバランスが崩れているために起こります。

86BA30CD-CB05-42F8-8BDD-2F35DEFA8381

膨らみをつくる成分には、眼窩脂肪と眼窩隔膜、眼輪筋、皮膚などがあります。

加齢による目の下のたるみはこの眼輪筋や眼窩隔膜がゆるんできていたり、皮膚ものびてきたり、、、といった老化現象のひとつです。

また、凹みをつくる成分とは、靭帯が骨膜にべたっとついている部分になります。

これは内側の溝ははtear trough,中央から外側にある溝はpalpebromalar grooveとよばれます。

大抵連続した半円形の凹みとして見えます。

そうして、今回の患者様のように、ゲソっとした構造のかたは、眼窩脂肪は多いわけではなくても、目の下の突出が顕著にみえてしまうのです!!

術中の細かい操作に関しては、次回のブログに書きますが、、、

ひとまず、術前と術後2か月の経過をみてみましょう!

正面像です。

89D6EDF7-057C-40BF-9295-ED184D8A0314

上方視です。

(正確な写真がなくて、こちらは術後1か月との比較です。)

919B3E01-5C11-4345-96D1-337602C6F43D

斜位です。

07F3C775-0FFE-4566-BC15-809845F042E4 EF48EED1-B755-4522-B712-8C18FF565D84

良い経過ですね!

かなり脂肪をとったのでは?と思われますが、、、実は摘出した脂肪量はたいしてとっていないのです!!↓

0E221EDD-4F5C-4A99-A3A8-4F4254BA06CC

あれだけ飛び出ていた目の下は、、、一体なんだったのでしょうか?!(^^)

次回、術中の操作も詳しく説明しますね!

【注意点】腫れ、内出血、左右差、兎眼、神経損傷、傷跡、外眼筋麻痺など

上下眼瞼たるみとり手術で悩みを解決

12月は一年で最も医療機関が混み合うシーズン、、、汗

皆様には、予約や待ち時間などなど大変ご迷惑をおかけしています。

新年明けたら、だいぶ融通が利くはずなのでどうかお許しをー、、、!!

少し前に手術を受けられた患者様が、お母様をご紹介してくれました^_^

ありがとうございます。

上眼瞼たるみとり手術→右側だけ、余剰皮膚を切除しています。

下眼瞼たるみとり手術→年齢相応の皮膚、眼輪筋の弛緩、眼窩脂肪の逸脱があります。

余剰皮膚を切除し、眼窩脂肪の突出している部分を摘除しました。眼輪筋皮弁とし、眼窩骨膜にとめています。

6FBA3F5A-1B77-41F4-AC43-50E5FE7D35AA

術直後は、麻酔や腫れの影響で下眼瞼が尾側にひっぱられて外反気味にみえることがあります。だんだん軽快していきます!

術後1週間で抜糸です。

38CCB095-397C-4640-9DA8-6E8FD369B917

縫合部は一時的に赤くなり、術後1-3か月は拘縮といって硬くしこりのように感じる時期があります。

必ず軽快していきますので経過をお待ちいただくようにお願いしています^ ^

A30CCB96-FDBD-40F2-B089-DB2EC9BFD66E

ずっとまぶたのたるみを気にされていたので、かなり楽になったのでは?!

娘さんの術後経過を見ていたので、安心して任せていただけました。この度はありがとうございます。

記事の続きを読む →

クマ取り後にベビーコラーゲン

この間、映画を観ていたら、「AIが顔面骨の骨格から、その人間の老いた顔や幼児期の顔を再現してくれるシステム」なーんてのが出てきまして!

映画内では、幼少期に拉致された子供が成人していても探せたり、過去の犯罪者や逃亡者の人相を入力しておけば、世界中、どこにいようとも、どんだけ老いて容貌が変わってしまっていても見つけ出せるシステムなので、悪者たちが、このシステムを悪用しようと跋扈するストーリーだったんです。

民間人が知らないだけで、現実世界ではすでに存在してたりしないのかな?!と妄想とまらぬ私です。

 

 

さて、さて、、、今日の症例は、、、なかなか微細な内容なだけに、診察するドクターによっては「、、、❓」となるのではないかな、というケースです。

 

「他院にて今流行りのクマ取り(下眼瞼の結膜から脱脂する)をしてもらい、、、

そのあとから、涙袋の下の影が目立ち、逆に、新しいクマ?みたいにみえてしまう。」という経過でした。

 

これ、諸刃の剣なのですが、飛び出ている脂肪を抜けば、容積は減り、凹みますね。

想定内の出来事なのですが、、、

◯もともと、そこまで目の下が膨らんでいたわけではなく、目の動きや表情によって 突出しているようにみえる瞬間があったていど。

◯クマ取りしたあと、主治医から「思ったりたくさんとれましたよー!」と言われた。

とのこと。

たしかに眼球(瞼裂)がおおきく、目が前方に出ているように見えるくらい華やかな目元の方、、、。

そうですねー。たしかにコントラストで、涙袋のしたに影ができます。

これはこれで良し、気に入った!とする方もいるので決して間違いではないのです。

5378D20D-DBA2-4296-AD40-8E4B9FD0092F

今回はベビーコラーゲン0.6mlを注入しています。

注入前をみていただいてもわかりますが、、、

記事の続きを読む →