2月に入り、確定申告の準備でここ数日ヒイヒイ言ってます。わたし。
確定申告の神様、わたしを二月の勝者ならぬ三月の勝者にしておくれー!
さて。今日は粉瘤にはじまり粉瘤におわる。
と言われるくらい、粉瘤は、身近な良性皮膚腫瘍のひとつ。
袋状に上皮組織がはいりこみ、垢のような内容物をためこみ、だんだん大きくなってきます。
炎症が強いときは、赤く腫れて熱感を伴います。膿を溜めている場合は、まず局所麻酔をしてメスで切開排膿します。
この切開排膿、どんなふうに行うのか知りたいんです!という患者様からの要望多し。
患者様よりご協力いただけたので、ぜひ動画見て行ってください。
左耳垂に繰り返す粉瘤。
また炎症をきたし、膿がたまっていますね。
局所麻酔をし、、、
↓こちら、粉瘤を切開排膿している動画です。
内容物(粥状の組織)と膿を排膿し、内腔を洗浄します。
ガーゼをつめて終了です。
なんでガーゼをつめるのか?というと
切開部がすぐに塞がってしまわないように、たまっている出血や膿を外に排出しやすくするためです。
排膿や出血がおさまるまで数日通院となります。
粉瘤は耳、わき、鼠径部によくできます。
男性ならば髭剃りをするエリアにできやすいです。
気になる粉瘤があるかた、炎症をきたすまえに摘出をおすすめします。
【注意点】
腫れ、内出血、アレルギー、再発、感染持続、など