患者様から「どのような経過になるかみたいです」ときかれるのが、やけど、切り傷、腫瘍摘出、などの一般形成外科の分野だったりします。
というわけで、、、埋まってしまったピアスを摘出する経過を掲載してみますね!
いつからかは不明ですが、長期、ピアスのキャッチがピアスホールに埋まってしまった患者様です。ピアスの軸(ポスト)が全部うまりこむくらいですね、、、!
局所麻酔をしてから、異物鑷子でピアスホール内にはまりこんだキャッチがないか調べます。
かなり深部にはいりこんでいました。
あと一息、、、ですが、、、このまま摘出は困難。上下に割をいれ、無事、摘出!
どうやらシリコン樹脂製の釣鐘のような形をしているキャッチでした。
異物がながいこと埋入していたので、感染予防に生理食塩水洗浄をし、抗生剤内服、外用をお願いしました。
直後のピアスホールです。いまは痛々しいですが、最終的には傷跡はわかりにくくなりますのでご安心ください^_^
またピアス再開するには感染がないことを確認してからになりますので1週間くらいは、無理にピアスをいれずに様子を見てください。
【注意事項】腫れ、内出血、感染、血腫形成、耳垂変形、シスト形成、アレルギー、
保険診療での治療になります。