患者様から「どのような経過になるかみたいです」ときかれるのが、やけど、切り傷、腫瘍摘出、などの一般形成外科の分野だったりします。
というわけで、、、埋まってしまったピアスを摘出する経過を掲載してみますね!
いつからかは不明ですが、長期、ピアスのキャッチがピアスホールに埋まってしまった患者様です。ピアスの軸(ポスト)が全部うまりこむくらいですね、、、!
局所麻酔をしてから、異物鑷子でピアスホール内にはまりこんだキャッチがないか調べます。
かなり深部にはいりこんでいました。
あと一息、、、ですが、、、このまま摘出は困難。上下に割をいれ、無事、摘出!
どうやらシリコン樹脂製の釣鐘のような形をしているキャッチでした。
異物がながいこと埋入していたので、感染予防に生理食塩水洗浄をし、抗生剤内服、外用をお願いしました。
直後のピアスホールです。いまは痛々しいですが、最終的には傷跡はわかりにくくなりますのでご安心ください^_^
またピアス再開するには感染がないことを確認してからになりますので1週間くらいは、無理にピアスをいれずに様子を見てください。
【注意事項】腫れ、内出血、感染、血腫形成、耳垂変形、シスト形成、アレルギー、
保険診療での治療になります。
急に寒くなって、一気に季節が冬に近づいた雰囲気ですね。年末の雰囲気や冬の空気を吸うと思い出す記憶があります。
当時、研修医だったわたし。銀座で飲んだ帰り道に道端によく座っている手相占いをみつけ、酔った勢いで占い師のまえに座ってました。
手相をパッとみて「あなた、先生、、、学校の先生とかむいてるわね。」とバシッと言われたのです。
学校の先生ではないが、日頃、仕事で名前で呼ばれるより、「先生、先生」と呼ばれる毎日です。
やや動揺しながらも、「実は研修医なんです」といったら、「あら。そうなのね。いいじゃない、先生業、むいてるわ。」そこから先は恋の相談をしたのか、なんだったか記憶はあやふやですが、、、手相に職業の適性なんてあるのでしょうかね?!
この話を 同期や上司たちに話すと、「それは占い師がつかうコールドリーディングってやつじゃん」「職場の連中とかに 先生、先生、よばれてるのを聞いていたんだよ」「なにか堅苦しい教科書や本みたいなものたくさんもってたんじゃない?」
とか言われます。
が、、、その日飲んでいた友人は学生時代のバイト仲間だった子で、医療とは全く違う業種(当時は金融でしたね)にすすみ、その子の連れてきた仲間たちと一緒だったので、彼らも医療従事者ではなかったのです。(むしろ私の職種も知らなかったはず)
私服でふらっと占い師のまえに鎮座したわたしはどこかの会社の忘年会に参加した会社員にしかみえなかったと思うのです。
どんな手相だったんでしょうね笑?!いまみてもらっても変わっていないのかな?
そんな不思議な思い出がよぎりました。