当院は立地が品川駅港南口より徒歩3分!という企業がひしめく高層ビル群の中にあるおかげで
患者様の多くは近隣の会社員の方、OLさんが占めています。
もちろん品川駅を最寄り駅にされている周辺のマンションにお住まいの方や近隣の保育園での
外傷のお子様など地域にも根ざしたクリニックという側面もあり、実にバリエーションに富んでいます。
私自身も大学病院勤務時代は品川に1年程度住んでいました。とはいっても、当時は月の半分は当直をしており普段も帰宅は遅いので寝に帰っていただけでした、、、。
果たして本当に住んでいたと言っていいものかわかりませんが、ろくに帰らぬ家なのに
人生で最高額の賃貸料を支払っていたことだけは覚えています(笑)
さて当院を受診される男性患者様は保険診療の皮膚疾患を主訴に来院される事が多いのですが、
美容医療も受けられる方も意外といらっしゃいます。
ほくろやイボの炭酸ガスレーザーの治療などを受けられる方がほとんどですが,,,
なかには
二重の手術を希望される方もいらっしゃいます。
こちらの患者様は30代男性。
眠そうな印象の目元と目が重くて明けにくいのでいつも肩こりに悩まされている、という方でした。
そうです。この症状を聞くだけでもご存知の方はピン!とくるはず。
眼瞼下垂の症状が顕著に認められますね。
眼瞼下垂には生まれつきのものと加齢に伴うものがありますが、この方の場合は加齢に伴うものでした。
眼を開ける筋肉、その筋肉を固定する筋膜がゆるんでくることによる現象です。
(本当はもっと細かい機序でこの現象がおきていることがわかってきましたが、書き出すと
話が終わらないので簡単にまとめてみました)
当院では軽度~中等度の症状の方であれば、まぶたの裏側の粘膜から(結膜と呼ばれます)
細い糸を通す手術をしております。
重度の方は切開といってまぶたの皮膚側よりアプローチする方法ではないと良好な結果を得られないです。
総院長である池田先生と銀座院の森川先生が共同で長年かけて築き上げた手法になります。
術直後はやや腫れてしまいましたが(特に左側はもともと目の開き、開瞼が弱い方で
開き方を調整するのに時間と麻酔を使いすぎてしまいました)
約1ヶ月後!
このように精悍な顔立ちへと変わりました!!
開瞼とともに二重の幅も調整したので目を閉じるとこのように
えくぼのように糸が入っているところがへんこでみえますが
これは1ヶ月過ぎるとわからなくなります。
この患者様は大変喜んでくださり、肩こりなどの症状も緩和され日常生活もぐっと楽になったそうです。
二重の幅は必ずしも調整しなくても目の開きを良くするだけで
本来の二重が再現されるケースもあるので一度カウンセリングをさせていただき
手術いたします。
男性だからこそなかなか切開に踏み切るのは怖い!という方は是非ご相談くださいね。
MT NILT 施術のリスク・副作用について
・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。
・腫れは個人差がありますが、手術直後は、腫れがあり二重の幅が広く見えますが、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは2日~1週間程度です。
・術後のむくみや細かな左右差の改善には、3ヶ月程度かかります。
・内出血がごく稀に起きる可能性があります。
・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。
・手術直後は、異物感・つっぱりを感じることがありますが、2週間程度で改善していきます。
・目の構造や目をごしごし擦ることが原因で後戻りする可能性があります。
・過度の後戻り、矯正不十分、微妙な左右差や糸が露出してきた場合は、再手術(修正)になることがあります。
・手術当日は、洗顔をお控え下さい。
・手術後3日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。
・手術後3日間は、目周りのお化粧・コンタクトレンズはお控え下さい。