先週は第25回日本形成外科学会基礎学術集会へ出席してきました。
今回のテーマは「基礎から臨床への橋渡し」というテーマです。
我々臨床をメインにしている医師からするとどうしても
基礎研究はおろそかになったり軽んじてしまいがちですが、
基礎なくしては臨床はありえないですし、その逆もまたしかり。
実際にテーマの通り、3Dプリンターの応用による基礎研究に関してだったり、
細胞工学の話をわかりやすく説明してくださる講演があったり、
あとはこれからいやでも時代の中枢を担ってゆく再生医療に関してなどなど、
臨床との関わりを感じられる内容が多く、出席しても実りあったなあ~
良かったな~と思える基礎学会でした。
講習会では柴レイ湯という術後の浮腫を軽減する漢方のお話などあり
さっそく来週から患者さんに説明して処方してみようかと思っています!
空いた時間に展示場をぐるっと回ったのですが、そこで
ウシのアテロコラーゲンを使った実験材料を展示してあるブースがありまして
こちらの担当の方と少しお話できてコラーゲン研究の第一人者の先生のお話など
聞けて、ちょうど現在自分があたっていた壁が少し越えられそうな気がしてきました・・・。
そういう意味でも収穫の多い学会でした!