明日から京都で開催される日本美容外科学会の前哨戦として
日曜日の午後から到着して講演を聞いてます。
今回の美容外科学会総会は日本のだけではなく
世界規模の美容外科の国際学会、ISAPSも平行して開催されています。
なので外国人の医師たちもそこそこいらっしゃってますね。
秋の京都での学会、、、、日本人でもわくわくしてしまうのに
外国人だったら学会どころではなく観光に勤しんで終わってしまわないか心配です。
来年1月に台北で開催される日本臨床皮膚外科学会の演題を発表してみない?と
お声をかけていただいたのでただいま絶賛、抄録を考えています。
大抵この抄録を書いている時は漠然とした内容のまま提出してしまうので、いざ直前になると全く方向性の違うプレゼン内容になり
あわてて軌道修正しています。。。。
普段より症例写真をきちんと撮影する、おや?とひっかかったり珍しいぞ!と思う患者さんや疾患があったらマメにフォローする、などなど 日々の診療から学会発表への事前準備は始まっているという自覚を忘れず仕事しないといけないですね・・・。
臨床皮膚外科学会はほぼ皮膚科と形成外科の先生で構成されており、
普段日常遭遇するありふれた症状のようで実は注意しないといけない疾患、珍しい皮膚腫瘍、新しい潰瘍の治療から、
全身状態が悪くてどうにもこうにも全身麻酔での手術にもっていけない患者さんの創を局所麻酔下で閉鎖できる手法だったり、
外来手術でこの器具を使うとちょっと便利だよと、いったような
まさに臨床ですぐに実践できる、そこ聞きたい!そこ知りたい!それ便利だね!というような勉強ができるので一般診療で皮膚科や形成外科を診る先生は是非入会されると面白いですよ~!
先週は第25回日本形成外科学会基礎学術集会へ出席してきました。
今回のテーマは「基礎から臨床への橋渡し」というテーマです。
我々臨床をメインにしている医師からするとどうしても
基礎研究はおろそかになったり軽んじてしまいがちですが、
基礎なくしては臨床はありえないですし、その逆もまたしかり。
実際にテーマの通り、3Dプリンターの応用による基礎研究に関してだったり、
細胞工学の話をわかりやすく説明してくださる講演があったり、
あとはこれからいやでも時代の中枢を担ってゆく再生医療に関してなどなど、
臨床との関わりを感じられる内容が多く、出席しても実りあったなあ~
良かったな~と思える基礎学会でした。
講習会では柴レイ湯という術後の浮腫を軽減する漢方のお話などあり
さっそく来週から患者さんに説明して処方してみようかと思っています!
空いた時間に展示場をぐるっと回ったのですが、そこで
ウシのアテロコラーゲンを使った実験材料を展示してあるブースがありまして
こちらの担当の方と少しお話できてコラーゲン研究の第一人者の先生のお話など
聞けて、ちょうど現在自分があたっていた壁が少し越えられそうな気がしてきました・・・。
そういう意味でも収穫の多い学会でした!
当院の治療を見学に 札幌より皮膚科の竹中ちひろ先生が
わざわざ いらっしゃってくださいました!!
到着して早々、「東京暑いですね~~!!」
札幌と比べたら湿度も気温も高くて驚かれたと思います。
きっと夏は快適なんだろうな~・・・・
かくいう私が札幌に行ったのは数年前に1度きり。
しかも12月でブリザード吹き荒れる悪天候の日でして(笑)
ほんの数秒 ホテルの外を歩いただけで遭難した人間になった気分でしたね!
それも良い思い出です。また札幌、遊びにいきたいなあ。
この日は 池田先生の手術三昧の日でしたので なかなか普段、見ることができない
眼瞼下垂の手術やトミーリフト、Jリフトを見学され 非常に新鮮だったようです!
札幌から弾丸日程でお越しになられ、一日中フルで見学をされておりその熱心さに
私もがんばらねば・・・・と反省しました。
ご自身も施術を受けて帰られ ブログでも感想を書いてくださっております。
当院では年数回、同業の医師を対象に公開手術を行っていたりもします。
次は9月末に行われる予定です。
今度は他院の眼瞼下垂の修正術やプライマリーの眼瞼下垂手術など
難易度の高い手術が行われるので盛りだくさんです。