すっかり ブログ更新を怠っていました・・・笑
先日の日曜日は当院にて韓国、ドイツ、フランス、イスラエルの先生方をご招待して
美容医療に関する最新の知見を勉強するハンズオンフォーラムが開催されました。
池田先生や田中亜希子先生(あきこクリニック)のライブサージャリーもあり、
濃い内容の一日でした。
各国のトップドクターたちが集結すると 化学反応が起きるのか
同じ施術でも 議論が白熱し 盛り上がっていました~
田中先生による CLEVIELを使った鼻の注入、
顔面全体を若返らせるテクニックを披露してくださいました。
従来はヒアルロン酸をとにかくたくさんいれればよい、という風潮でしたが
いわゆる風船おばさんのように パンパンに張って、
ヒアルロン酸で顔面がむくんだ結果になることがわかってきました。
(確かに、風船と一種でパンパンに皮膚表面が張れば
小じわも伸びるので 若返った気分になるのですがね・・・。)
ヒアルロン酸は深い層から加齢とともにすり減ってゆく骨組織を充填するように
しっかり注入してあげると 少量でもリフトアップ効果は得られます。
そうして小じわや浅い部分の皺をよくするには
肌なじみのよいベビーコラーゲンやPRPで行うことで デコボコを
回避できます。
単一の製剤だけで結果を出すのではなく、症状や希望に合わせて
施術や製剤を組み合わせてゆくのが良いでしょう。
田中先生の得意とされている スレッドリフトの施術も
公開されていらっしゃいました。
韓国の先生とディスカッションしながら 少ない本数でいかに良い結果を
出せるか!という テクニックを いくつか見せてくださいました。
普通は極秘のテクニックなので ご自身だけの秘伝のタレ、として
公開しないやり方もあるのでしょうに!
業界全体の技術向上のために、時間を割いて全国飛び回り、
多くの先生にご指導されていらっしゃって本当に素晴らしいですね。
さて 充実した週末も終わり、、、
私も通常業務に戻り、7月に開催される美容皮膚科学会に
演題を提出しようと目下 抄録を作成中です。
本日は皮膚科の奥野先生にもチェックもしてもらい、
どのような切り口で攻めるか、どんな症例をもう少し集めるべきかを
相談しておりました。
よく入谷先生は開業しないの?と聞かれますが、
開業してしまうと 自分以外の先生とあーでもないこーでもない
話ししたりすることなく ただひたすら自分のクリニックを
維持するのに集中するだけで 孤独な時間を過ごしそうじゃないですか(笑)
なので 私は自分以外の先生と情報交換したり 切磋琢磨?したり
もっとより良い方法はないかなど 自分では思考が至らないところも
他の先生がいることで 新たな境地を拓ける事が多いので
やはり こうして自分が尊敬できる先生たちと働ける毎日が一番好きなんだと思っています。