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目の下のクマ、そのままにしておくの??

目の下のクマ、そのままにしておくの??

· 症例, 美容外科・美容皮膚科 / Cosmetics · No Comments · Eri Iritani
お盆休みに入られた方も多いのではないでしょうか?

お盆は日本独自の文化で、地域によって様式が異なるので

実家でどのようなお盆のスタイルでしたか?と

聞くとさまざまな答えが返ってきて面白いです!

皆様のご実家のお盆スタイルはどのようなものでしたか??

さて、本日はPRP(多血小板血漿)治療の患者さまの写真です。

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30代女性 目の下のクマを気にされて来院されました。一概にクマといっても 下眼瞼の皮膚が薄く、眼輪筋が透けて見えているのか、目をこするくせにある方に多い色素沈着なのか、はたまた突出した眼窩脂肪なのか、たるんだ皮膚なのか・・・これらの症状がいくつか重なっているケースも多々あります。

症状とそれに適した治療法を選択すれば目の下のクマも怖くありません!

こちらの患者様は「どうせ小さなころからこのクマはあるし、これから年齢を重ねたらもっと悪化するだろうし そのときに手術したらいいかな~」なんて おっしゃっていましたが、、、

こちらの患者様の場合は眼窩脂肪の突出は軽度、皮膚のたるみも軽度、(脂肪に押されて眼輪筋が透けており血流不全の時はより症状が悪化するそうです。)頬骨部のmalarエリアの脂肪が萎縮傾向ではありますがそれも軽度。

年齢相応の加齢性変化はでていますが、このレベルであればPRP治療が著効します!

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両側目の下、頬骨部にご自身の血小板から精製したPRP 2.0mlを注入しました。

いかがでしょうか?施術直後でこのようにクマは改善され、皮膚の色味も良くなったようですね!

PRP(Platelet Rich Plasma)=多血小板血漿とは、わたしたちの血液中の血小板を高濃度に濃縮させた液状成分のことです。

創傷治癒、傷などのダメージを修復し、再生する作用があり、

このように血流の増加、皮膚のタイトニング作用、そうして組織の充填としても効果があります。

ご自身の組織である血小板を使用するのも安全ですしね!

是非 目の下のクマは放置せず 早めに治しましょう!!

PRP

施術のリスク・副作用について

・内出血が起こった場合は完全にひくまでに2週間程度かかることがあります。

・施術後に、腫れや赤みを伴う場合がありますが、2~5日程度で改善していきます。

・施術直後より、洗顔・お化粧をしていただけます。

・施術日は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。

・注入は医師と状態を確認しながら進めますが、効果の現れ方や注入部位によっては直後に凹凸や左右差を生じる可能性があります。微調整が必要となる場合は、別途料金が発生いたします。

・ごく稀に、感染する場合があります。その場合は、抗菌剤内服にて対応いたします。

・ごく稀に、注射部位における疼痛・硬結・過敏性症状(発疹・発熱・掻痒感など)などが生じる場合がございます。症状が出現した場合は、アレルギーの可能性も考えられるため直ちにご来院下さい。