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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

Month: 2月 2026

手指の怪我、血が止まらなかったら、、!

· 形成外科 / Plasticsurgery, 症例 · No Comments · Eri Iritani

ミラノの冬季五輪がはじまりましたねー!

フィギュアをはじめ順調にメダルをつかんでいく日本、、、!

頑張ってほしいですが、それ以上に、ウィンタースポーツは競技の特殊性から、重篤な事故になりやすいですね、、。

過去にはボブスレーで亡くなった選手もいましたよね。

メダルも大事ですがー、、、

選手の方がみな無事に、事故なく、故障なく、帰国できるとよいですね、、、!

 

そんなこんな外傷つながりで、、

当院が田町に移転する前は、品川駅近隣にある保育園から小児の外傷のかたが保育士さんに連れられて受診されることもありました。

また、飲食店の方が調理中に熱傷を受傷した、包丁で指や手を切ってしまった、、といったように、外傷の患者様を受け入れていました。

田町へ移転してからは、外傷の患者様はやや減りましたが、、

それでも、

「夕方で総合病院が休みだった」

「救急外来では診察できるまで何時間かかるかわからないといわれた」

「形成外科の先生に縫合してもらいたくて」

と、わざわざ調べて来院してくださる方も!!

今回、2症例、お写真のご協力をいただけましたのでご覧ください。

【小児の手指裂傷】

11歳、小児のブレンダー(ハンドミキサーの仲間ですね)の刃による左第二指裂傷。

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圧迫止血はされていましたが、かなり深くまで損傷しており、、、

phonto

末節骨の遠位端にまで創部は至っていました。

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洗浄、止血し、一次縫合をしました。

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二週間後抜糸しました。

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経過とともに爪は一度剥がれてしまいますが、

爪をつくる爪母という組織は温存されているので、時間経過とともにふたたび爪が伸びてきます。

1ヶ月経過しまして、、、

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非常に良い経過ですね!

日常生活は通常通り行っていただき、リハビリしていってもらいましょう^ – ^

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軟骨ピアス、埋まっちゃうその前に!

昨日の降雪にはびっくりでした、、!

「降る降る、雪降る、、って言ってるけど 雨になっておわりなんじゃない?」と 期待せず、朝起きてベランダをみたら、、、

植木に雪がこんもり、、、!

四年ぶりの積雪レベルだったとのこと。

日曜日だからか通勤や通学に影響が少なくて良かったですねー、、!(*´-`)

 

そうして、、むかーしむかし、

「耳たぶのピアスの穴から出ている白い糸みたいなものを引っ張ったら失明した人がいる!

ピアスホールから白いものがでていてもいじっちゃダメだよ!」…っていう 都市伝説?、、聞いたことありません??笑

あれなんなんだったのでしょうね?

視神経はそんなとこに通っていないのだが、、?

よくよく冷静になって考えると そんなわけはないのに、、、

私たちが10代のころって不思議な都市伝説が流布しておりました。。。

そんなピアスホールつながり、、!

耳の軟骨ピアスをあけているかた、、キャッチが埋まりこんでいませんかー??

今回のお写真。

Screenshot

キャッチ部分がくいこみ、周囲の組織が盛り上がってきて、肉芽組織がキャッチをとりまき埋まり込みつつあります。

Screenshot

完全に埋まる前ですっ、、!

まだ間に合うっ!

まず、ピアスのポストがもっと長いものへかえてみましょう!^_^

ピアスのポストが耳の厚みに比べ短いためピアスのキャッチとトップに圧迫されているのですね。

ちょうど同じ症状をきたしていたスタッフさんが、ピアスをシリコン状のものに変えていたので参考にしてみてください!

Screenshot

ポストが長めなので、ややゆるめに装着しているのがわかります。

Screenshot

Screenshot

シリコン状のピアスはネットでも購入できますので、キャッチが埋まり込みつつあるようでしたら、このようなピアスへ変えてみてください!

スタッフさんもこちらに変えてから、盛り上がっていた肉芽も減ってきた、とのこと!

しかーし、、

強い炎症があったり、完全に埋まり込んでしまっている場合は早急な処置が必要になる可能性がでてきますので、ピアスに関してなにか心配なことや不安なことがございましたら気軽に受診してください( ´∀`)

phonto

クリニックへ向かう運河。

美しき夕日じゃ…

目頭切開(Z形成)の切開具合

今週末は雪が降るとの予報、、!

我がキッズたちは雪大好きなので今から積もらないかウズウズしています。

雪、、、子供は嬉しい、けど、大人は都会の交通網めちゃくちゃ麻痺するから困るやつ!

どこまで降るか?!積もるか?!それとも雨になっちゃうか、、ドキドキしながら過ごすとします。^ ^

今回のテーマ?は目頭切開です。

内眥形成という術式で古くから眼科や形成外科領域で行われてきた手術です。

内眼角の皮膚がつっぱっている、蒙古襞をなくす手術です。

ただ、、この蒙古襞、必ずしも全く無くせば良いか、というとそういうわけでも無く、目頭部分の形状や顔のバランスで微調整をしないと、なんだかアンバランスで奇妙な印象になってしまうんです!

では症例をみてみましょう!

【術前】

フラッシュありだと蒙古襞がわかりにくかったので、フラッシュなしも一緒に掲載しています。

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蒙古襞のはりだしは極端に強いわけではないですが、内眼角間の距離からすると目頭切開をするとよりバランスがよくなりますね!

世間的に いくつか有名な目頭切開のデザインがあります。メリットデメリットはそれぞれのデザインで違ってきます。

昔はいろいろ試行錯誤して、韓国のchoi先生のやり方を見学に行ったりしましたが、、(懐かしい!)

現在、私はもっぱらスタンダードなZ形成です。

まずつっぱっている蒙古襞を含めて皮弁をデザインします。

Screenshot

まず、Z形成の皮弁の一部だけですが、これを切開して挙上します。

周辺のつっぱりをつくりあげている皮下組織や内眼角靱帯などを丁寧に剥離します。

Screenshot

さて、この挙上した皮弁、、どの方向に移動させるとよいでしょう?!

ここから患者様と一緒にシミュレーションをしていきます。

(術中のシミュレーションは 血が苦手な方などはびっくりしちゃうので、術前にもシミュレーションしたときの様子をかわりにアップしますね)

①この矢印のように、水平に近い方向に移動させるとすると、、、

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蒙古襞はバッチリ切除されて、隠れていた内眼角部が露出しますね。

二重幅も広がる効果があり、平行型の二重を作りやすくなります。

ピンク色の肉部分、、、これを涙丘といいます。

この涙丘が、みえる範囲がガバっと広がるので、目頭の形状によっては 不自然な、違和感を覚える目頭になります。

目頭が鳥のクチバシみたいな形状のかたはおススメしません。

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