とうとう梅雨があけたってききましたよ?!
長い長い夏がやってきますね。
夏休みやお盆休みはダウンタイムがとれる手術がしやすいシーズン到来です。
学生の方も、社会人の方も、普段はなかなか気軽にできない二重の手術もチャレンジしやすいです。
こちらの患者様は、目の開きが重い、という主訴でご来院。
先天性眼瞼下垂症であったり、コンタクトを使用している方におこりやすい眼瞼下垂症ではないのです。
前葉(皮膚、眼輪筋、隔膜)の組織による偽性眼瞼下垂症です。
挙筋前転術で、挙筋腱膜と前葉を連動させることで開瞼のしやすさと、二重ラインの作成を行いました。
術後一週間、抜糸直後の写真です。
術後9か月経過しました。
経過中に右上眼瞼がアレルギーで腫れて、ラインが不整になったりトラブルもありましたが、だいぶ軽快しました。
閉瞼時の傷をみてみましょう。
術後一週間ではまだまだ痛々しいですが、時間経過がたつと傷は白く成熟して目立ちにくくなります。
上眼瞼の眼輪筋の上には、開瞼抵抗になる薄い組織があります。
池田先生が術中に、名もなき靭帯である、と教えてくれましたが、私も長い間、二重の全切開で、剥離するだけで開瞼がよくなる層があることはずっと気になっていました。ミクロの世界の調査が発展したら、新しい発見があるかもしれません。
そうして、、、術直後の腫れは
これくらいになります。
ここから術後2.3日をピークに腫れて内出血がでてきますので、お休みをしっかり確保できる時期がよいです!
【注意事項】
腫れ、内出血、左右差、球結膜の乾燥や違和感、異物感など
ビルの谷間にひっそり佇む雰囲気が好きだったのですが、、、
改装されて近代的になったのは仕方ないですが、、、ちょっと風情がなくなって寂しかったー、、、