来年1月に台北で開催される日本臨床皮膚外科学会の演題を発表してみない?と
お声をかけていただいたのでただいま絶賛、抄録を考えています。
大抵この抄録を書いている時は漠然とした内容のまま提出してしまうので、いざ直前になると全く方向性の違うプレゼン内容になり
あわてて軌道修正しています。。。。
普段より症例写真をきちんと撮影する、おや?とひっかかったり珍しいぞ!と思う患者さんや疾患があったらマメにフォローする、などなど 日々の診療から学会発表への事前準備は始まっているという自覚を忘れず仕事しないといけないですね・・・。
臨床皮膚外科学会はほぼ皮膚科と形成外科の先生で構成されており、
普段日常遭遇するありふれた症状のようで実は注意しないといけない疾患、珍しい皮膚腫瘍、新しい潰瘍の治療から、
全身状態が悪くてどうにもこうにも全身麻酔での手術にもっていけない患者さんの創を局所麻酔下で閉鎖できる手法だったり、
外来手術でこの器具を使うとちょっと便利だよと、いったような
まさに臨床ですぐに実践できる、そこ聞きたい!そこ知りたい!それ便利だね!というような勉強ができるので一般診療で皮膚科や形成外科を診る先生は是非入会されると面白いですよ~!
さて、私は・・・・常日頃から悩みどころである、
「患者さんの希望をかなえてあげたい。でも、解剖学的に無理な希望を
ぶつけてくる患者さんにはどうしたらよいのか!?」というジレンマに
ついて掘り下げた内容にしてみようかと思います。
つい患者さんに強い希望を主張されてしまうと
医師として譲れないものや守らねばならない部分もありますが、
自分の手技の中で不可能ではない内容のものでしたら施術してしまうこともあります。
さて実際施術してみたらどうなるのでしょうか?
クレームになるのか、満足して帰られるのか、はたまた・・・・
自費診療だからこそのジレンマ。
こういった症例を私だけではなくグループ内の他の先生の症例も集めてみて発表してみようかと思います。
ふふふ・・・なかなか面白くなりそうじゃないですか???
内容が気になる先生は一緒に学会に行きましょう!