家でのんびりとした休日を過ごしていました。
今日は自分のことを少し紹介したいと思います。
今のクリニックに勤務して4か月半経ちましたが、一緒に働いているスタッフですら僕について知らない部分は多いのではないかと思います。
皮膚科でよく診られる疾患であるアトピー性皮膚炎において、患者さん自身今の自分の状態がどの程度よいのか悪いのか把握されてない方が多いようです。
治療につきましては、皮膚の赤み、ひっかき傷、手で触れたときの硬さ、痒みの全てがなくなるまで塗り薬をしっかりと使っていただきたいというのが本音です。
しかし、多くの方は少し痒みがなくなると塗るのをやめてしまうような印象があります。
子供の頃からアトピーをお持ちの方は、自分の皮膚の外観を見慣れてしまうという点もあるのではと感じています。
しかし、皮膚の外観については、適切な期間の外用を続けることで患者さんが思っておられるより大きな改善が認められます。
その適切な期間を知るために必要なものの一つが採血検査になります。
自分の自覚症状だけでなく、客観的な指標で自分の皮膚症状の現在地を知ることが大事になります。
そこで、今回はアトピー性皮膚炎でよく行う採血検査について述べたいと思います。
久しぶりのブログ更新になります。
夏本番になりましたね。
昼間はずっとクリニック内にいるので暑さは感じませんが、朝起きたときに見る外の緑のまぶしさで夏を感じます。
緑からエネルギーをもらうような気がします。
先日東京ドームホテルで行われたアラガン社主催のセミナーに出かけたのですが、最近その復習をしていました。
本日ですが、実は嬉しいことに新しい男性型脱毛症(AGA)治療薬ザガーロが発売になりました。
今までのプロペシア以上の効果を、副作用の確率はほとんど変わらず男性薄毛にもたらす飲み薬です。
世間の美容外科、美容皮膚科のイメージとはややずれる地味な分野かもしれませんが、毛髪も立派な一分野です。
髪は外見に大きなインパクトを与えますからね。
今回は巻爪・陥入爪の治療、いわゆる爪のくい込みに有効な治療についてお話し致します。
毎日の処置が手間でできず、痛みがなく穏便に治したいという方には、podofix(ポドフィックス)という爪矯正(爪のくい込み治療)キットをお勧めしています。
手術ではありません。
足のゆびの痛みでお困りの方は、足の爪がゆびの肉にくい込んで痛みが出ている方が多く、爪切りで深爪をする方や、硬くて先が細い靴を履かれている方や、体重コントロールが不良の方に多い印象です。
日本美容外科学会(JSAS)に参加してきました。
僕自身、基本は皮膚科医なのですが、皮膚科の業務をつきつめていくと、どうしても美容医療の知識・技術が必要になります。
皮膚疾患を治すということと、見た目を綺麗な状態にするという両者の行為は、境が非常に曖昧なのです。
皮膚科等の体表医療でプロフェッショナルのレベルを目指そうと思ったら、病気や怪我の知識だけでなく、美容医療の知識が必要と考えています。
今回の学会では、ヒト骨髄幹細胞コスメの「サイトプロMD」、ナノ秒レーザー・ピコ秒レーザー・フラクショナルレーザーをうてる「DiscoveryPICO」が目新しかったです。
何年も前、美容医療の業界に一歩踏み出したことで、僕の人生には多くの出会いが生まれました。
恵まれた出会いに感謝する日々です。
連日多くのシミ・ホクロ除去希望の方がいらっしゃっています。
効果、時折の副作用面の説明とともに皆さんが気にされているのは、レーザー照射後の処置です。特に、何をどのくらいの期間貼らなくてはならないかという点です。
そのため、今回はその説明の一環として、レーザー照射後にどのようなものを貼るのかその製品を紹介したいと思います。どの被覆材も最低1週間は貼るようお伝えしています。
当院では4種類の被覆材を準備しております。4つ目の被覆材(デュオアクティブET®)以外は軟膏外用も必要になります。それぞれの写真で、私の手の甲中央にそれらを貼っています。
一つ目はマイクロポア®です。
特長は、テープの上から軟膏を外用できることです。