前回長くなってしまったので、、、
同じ患者様の切開式ハムラ法の術前と術直後です!
直後は腫れもありますし、内出血も出ています。局所麻酔の影響で、少し外反してみえてますね。
しばらく腫れや左右差など気になることはあるかと思いますが、術後2か月程度は様子を見ていただいています。
術前のデザインをみていきましょうー!
人間の顔面に存在しているシワ。
これらにはそれぞれ解剖学的な名称があります。
俗にゴルゴライン、と呼ばれるシワは正式にはmidcheeck grooveとよばれる靭帯です。
目の下のクマを目立たせる要因として、palpebromalar groove,nasojugal grooveとよばれる靱帯があります。
これらはtear troughとも呼ばれ、この靭帯がウエストゴムのように骨膜にべたっとついているため、緩んで突出してきた眼輪筋や眼窩脂肪の逸脱、皮膚のたるみが より目立ちやすくなります。
この靱帯を剥離し、その直下に、眼窩脂肪を配置することで段差を目だたくさせられる、、これがハムラ法の最大の利点です。
展開していくと、このように眼窩隔膜に入った眼窩脂肪を確認できます。
やはり、今回の症例は眼窩脂肪は多いわけではないことがわかります。
また、もうひとつ特筆すべきは、池田先生が提唱されている涙袋の靱帯です。
これは眼輪筋皮弁を作成するときに皮下を剥離していくと、周囲に比べて黄色い硬い組織が出てきます。
実際に鑷子で引っ張ってみると、、、ちょうど、本来あるべき涙袋がふわっと浮き出るようにみえるのです!
これが涙袋の靭帯です。
実はこの涙袋の靱帯、摩擦や年齢とともに本来あるべき位置からはずれ、下方に移動していっていることが多いのです。
(うまれつき、目の下が腫れぼったかったり、眼球が奥まっていて涙袋が目立たないかたはわかりにくいです)
この靭帯をもとあるべき位置へ戻すこと。
これが切開式ハムラ法ならば行えます^ ^
こうしてみると、、実際、逸脱していた眼窩脂肪はぜんぜんすくないですよね。
皮膚も強いたるみはでていなかったため、切除量も少ないです。
【注意点】
腫れ、内出血、左右差、外反、結膜浮腫、眼脂、結膜の乾燥など











