長いあいだ、品川駅港南口イーストワンタワーで頑張って診療してきました東京皮膚科形成外科品川院、先週土曜日、ながきにわたる歴史に幕を閉じました。(大袈裟!)
皆様には大変お世話になりました。
近くの広場も紅葉が美しかったー!
また、田町へ移転してからもよろしくお願いします。
さて、、、今回は、乳頭縮小とともに相談が多いモントゴメリー腺除去についてです^ – ^
乳輪が乳頭基部にあるぶつぶつしたもの、、、モントメゴリー腺といいます。
こちら↓私が昔、乳輪、乳頭のメディカルタトゥーを習っていたときに練習で作った乳輪です!
練習用のシリコンを使って練習していました。
このデザインにもあるように、乳輪内のブツブツをモントゴメリー腺といいます^ – ^
モントゴメリー腺は皮脂腺の一種で、妊娠を契機に大きく、数も増えますが、妊娠していなくても目立つ方もおり、個人差があります。大きく発達すると乳輪が膨らんでみえたり、乳頭がゴツゴツ巨大にみえる場合があります。
除去するには、手術で切除します。
ぶつぶつが離れている場合は、それぞれに麻酔をして紡錘状に切除し、縫合します。
乳頭基部にかたまって何個も盛り上がってみえる場合は、まとめて切除します。乳輪縮小の手術に似たデザインになりますね。
傷跡は、もともと色素がある乳輪内にできるので、白い瘢痕として残りますし、なかには乳輪のかたちがいびつにみえる場合もあります。
必ず何ミリ切除しなければならない、モントメゴリー腺は何個まで切除できる、できない、といった厳密な決まりはないので、どこをどれだけ切除するかは患者様と相談して行っています。
あまり乳輪の変形をきたす場合や、乳頭縮小でかなり縮小をしなければならないケースは、一度にたくさん切除しないようにしたり、乳頭縮小とは別の日に行うなどしています。
【注意点】
腫れ、内出血、左右差、傷跡、など