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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

暑くてすっかり干上がってますが、今日は院内勉強会。

暑くてすっかり干上がってますが、今日は院内勉強会。

· 形成外科 / Plasticsurgery · No Comments · Eri Iritani

 

暑い・・・暑いです・・・・。ふやけてしまいそうです・・・。

皆様 体調はいかがでしょうか?

品川はオフィス街なので会社員の方の勤務時間は

クリニックの患者様の数がぐっと減少します。

(逆に帰宅時間の18時以降がやたらと混みます。)

 

今日はそんな空いた時間に皮膚科の奥野先生達と不定期に開催される院内勉強会を

おこなってました。

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興味深い文献をいただいたので奥野先生に英文を翻訳してもらいまして、、(笑)

こんなテーマの文献でした。

「長年 ヒアルロン酸を注入し続けても大丈夫なの??」

うむ。素朴だけど真髄をついてるネタ!

 

ヒアルロン酸製剤にはどうしても製剤を作製する際に架橋剤(BDDE)と呼ばれるものが

必要です。

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この架橋剤(BDDE),アメリカの食品医薬品局(FDA)の安全評価では

毒性や過敏性などなどに関して,現時点では 安全であるという評価はすでになされています。

ただ,何でもそうですが過剰な量を投与し続けたら・・・全然違うのではないの?

というわけで動物実験した結果,1年間にヒトに対して安全な注入量は60Kgの体重の患者様に対して20mlだそうです。

1年間に20ml、、、つまりヒアルロン酸20本を注入するって・・・!?!?!

 

顔面のフィラーではそこまでの量 使わないでしょうし・・・

あまり現実的ではないから そこまで神経質にならなくてもよいのかもしれませんが、、

年間20本以内に抑えられたとして・・・何年も何年も長期にわたり

注入をされていった場合はどうなのでしょう?

データはないですが,直感的に必要最低限の注入量で満足いく結果を出す方が

安全なのだろうなという印象です。

もちろん、最小限の架橋剤(BDDE)で作られた製剤の方が良いでしょうね!

特にヒアルロン酸注入をスタートする年齢も年々 若年化しております。

長期投与し続けて・・・一応安全なのだろう、、、でも今後も注意深く経過を

観察し生体への影響はないのか配慮しながら施術をおこなっていかないとな~、と

奥野先生達とお話しておりました。

製剤の副作用報告の情報収集や技術向上の勉強会など 今まで通りに

知識と経験のブラッシュアップは必須ですね。

当院では,最新の技術で世界で最も架橋剤(BDDE)を少なくすることができたヒアルロン酸製剤 CLEVIEL contour& primeをご用意しております。

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注入時の硬さ、力の入れ加減、針との適合性あらゆる面で優れた製剤であり

それに今回の勉強会で架橋剤(BDDE)は少ないほうがよいだろう、という

話もでましたし、

当分は私の中でのナンバーワン・ヒアルロン酸製剤だと思います。

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↑CLEVIELを扱うクリニックの認定証です。

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CLEVIELを使った メイクアップフィラーについての池田先生ブログです→