本日は当院の受付の看板娘の二重を微調整しました。
彼女は以前にLT2点を私が施術しているのですが、
開瞼は良いのですが、二重のラインが気になってきたんです!ということでして・・・
微調整をすることになりました。
末広型の二重で、蒙古襞のはりだしがもともと強い方ですので
内側の二重ラインが皮膚で隠れやすいのです。
末広型なのでそれでもいいっちゃいいのでしょうが・・・
本人も私も もっと内側から二重がうっすら見えて
自然なカーブを描いて外側へ延長してゆくようなラインのほうがいいよね!!
と
お互い合意がとれましたので(笑)
内側に当院の埋没法であるMT法を両側1点施行しました。
(目頭切開はご本人の同意を得られず断念しました・・・笑)
術直後です。
えっ そんなに変わってないのではないですか?と
思われる方もいるでしょうが・・・・
もう一度比べてみましょう。
こちらは術前の状態です。
赤い矢印のところでは 内側の皮膚で二重のラインが隠れてしまっているせいで、
すこし直線状なラインにみえますね。
術直後です。
どうでしょうか?
赤い矢印部分では 丸い柔らかな末広がりなラインになり
術前より柔和な印象になりましたね!!
ご本人も「思い通りのラインです!!」と
喜んでくれて お互い大満足です。
閉瞼時です。
糸の刺入部が 赤い擦り傷のように見えますね。
ここより内側で結紮すると 内側に急角度なラインができてしまい、
いわゆるカックン!としたラインができて人工的になります。
(もちろん、なかには あえて彫りをつくるようなカックンラインが好きなかたもいますよ~)
イメージでいうと こんな感じのカックンラインです↓
逆にここより外側に結紮してしまうと 術前と全然変わらないじゃん!!と
クレームを言われてしまう、やった意味のない手術になってしまいます。
この目頭から目尻へと続く適度なカーブを再現できる点は・・・
ここ!!という 黄金のポイントを患者さんと相談して
決定してゆきます。
ああでもないこうでもない、そこはやめておいたほうがよい、
いや、やっぱここがいい、
そうだよね、そこもいいじゃないの、と
やり取りをしていき・・・
この双方の目指すべき終着点が ぴたっと同じだと嬉しいですよね!!笑
そんな微妙なラインを作り上げるための攻防!?!?!
これも良好な結果を得るための大事な行程です。
お互いのイメージのずれがあるままだと
患者さんにとっても私にとっても
不満足な結果に なってしまいます。
なので やはり術前のカウンセリングって大事ですよね。
今でしたら ちょうど術後の経過をみれますので
クリニックへお越しの方は受付スタッフの二重をチェックしにきてくださいな~~
MT NILT 施術のリスク・副作用について
・麻酔薬にて、アレルギー反応を起こす場合があります。その場合は適切な処置を行います。
・腫れは個人差がありますが、手術直後は、腫れがあり二重の幅が広く見えますが、翌日がピークで徐々に引いていきます。目立つほどの大きな腫れは2日~1週間程度です。
・術後のむくみや細かな左右差の改善には、3ヶ月程度かかります。
・内出血がごく稀に起きる可能性があります。
・感染予防のため、抗生剤を内服していただきます。
・手術直後は、異物感・つっぱりを感じることがありますが、2週間程度で改善していきます。
・目の構造や目をごしごし擦ることが原因で後戻りする可能性があります。
・過度の後戻り、矯正不十分、微妙な左右差や糸が露出してきた場合は、再手術(修正)になることがあります。
・手術当日は、洗顔をお控え下さい。
・手術後3日間は、飲酒・激しい運動・サウナ・入浴など、血流が良くなることはお控え下さい。
・手術後3日間は、目周りのお化粧・コンタクトレンズはお控え下さい。