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しみ治療5つの選択肢【皮膚科専門医による施術】知るべきメリット・デメリット

しみ治療5つの選択肢【皮膚科専門医による施術】知るべきメリット・デメリット

· 奥野公成 · NEW, しみ · No Comments · Kosei Okuno

今回は当院で行っているしみ治療の選択肢とその特徴を述べたいと思います。

色々な治療がありますが、大事なことは、どの患者さんにも当てはまる共通した正解はないということです。

ですから、それぞれの治療に特徴(メリット・デメリット)があり、治療の特徴をよく理解して選ぶことが求められます。

外来で会う方にとって、しみ・しわ・たるみが3大症状であり、美容皮膚科ではそれらの悩みの方と会うことがほとんどです。

しみはその3つの中で最も多い悩みです。

「顔の掃除屋」である美容皮膚科が取り組む一番大事な問題です。

では、下記に主なしみの治療法5種類を説明致します。

銀座院、品川院、日本橋院(人形町)とも共通した内容です。

治療の選択肢

1)イオン導入・・・一般的なシミに効く総合力はⅠ(Ⅰが最小でⅤが最大)  料金は1年で5~15万円くらい

2)飲み薬・・・総合力Ⅰ(肝斑ならⅣ)  料金は1年飲んでも1~2万円くらいでかなり安い。

3)塗り薬・・・総合力Ⅰ~Ⅱ   料金は1年で数万円くらい

4)顔全体の光治療(ルメッカ、SR、ライムライト等)・・・総合力Ⅲ~Ⅳ  料金は1ヶ月に1回を5回行って12.5~15万くらい

5)レーザー(ピコ、Q-ルビー、Q-YAG等のレーザー)・・・総合力Ⅴ  料金は人によりけりだが、平均して一人5~10万円分行えば目立って気になる部位のシミはなくなる。

 

効果の出方・治療スピードのイメージは、イオン導入が徒歩移動、飲み薬が自転車移動、塗り薬が原付、顔全体の光治療が自動車移動、レーザー治療が新幹線・飛行機移動 というイメージです。

 

色々な治療があるのですが、現在の治療で主役になっているのは、圧倒的に 4)顔全体の光治療 と 5)レーザー になります。

なぜなら、患者さんに分かるレベルの効果が短期間で出やすいからです。

言い換えるならば、かすかなリスクをもちつつも、やはり機械を使うだけあってよく効くのです。

効果の度合は、4)はしみ治療を全く行ったことがない方が1ヶ月に1回で5回行うと照射部の茶色が10分の5~6くらいになるイメージで、5)は1回の照射で照射部の茶色が10分の2になるイメージです。

この2つのしみ治療は、長い人生で考えればコスパがとてもよいです。

美容クリニックによく通っておられる方ほどリスクの程度を知るので、強い治療に移行していく気がします。世の中知っているか知らないかですね。

個人的にはレーザーの照射が効果に切れがあり、僕は割と好きでそれをお勧めすることが多いです。

 

下記に各治療のメリット・デメリットを並べます(大事!)。

1)イオン導入  メリット 塗るだけでは肌に入らないものが機械の力で肌に入る。しかし赤みや腫れは極めて稀。ハイパー基礎化粧品的なイメージの施術。ほとんどのシミに効く。しわ・くすみ・張り感など、しみ以外に効く薬も入れられる。

デメリット 本来は1~3週間のこまめな通院が必要。効果がマイルド。

2)飲み薬   メリット ほとんどのシミに効き、特に肝斑というシミはホルモンなど内科系の要素が絡んでおり、飲み薬が最も効く。大概のものは保険診療の薬なので安い。実は体や腕・脚のシミにも知らない間に効いている。

デメリット 一日3回飲むのが手間。やさしいとは言え、何となく体に何かを入れるのは副作用がおきないか不安な方もいる。効果がマイルド。

3)塗り薬   メリット 安い。自分の手で塗るので、自分で気になるシミを好きに選び、明らかに自分で気になるシミを治療している実感がある。

デメリット 一日1~2回塗るのが手間なので、挫折する可能性がある。効果がマイルド。ときにひりひり感が出ることもある。

4)顔全体の光治療  メリット 中の中から上の下くらいの効果が得られる。1ヶ月おきに照射するので、毎日行う2)や3)と比べ段差的に効果が出るので効果が分かりやすい。まぶたを除いた顔全体のシミを一気に照射でき治療できるので、顔中シミだらけの方にはコストパフォーマンスがよい。

デメリット 値段が万単位になりやや高い。数日~一週間、シミの色が増すことがある。強い治療ではないので、1ヶ月に1回、最低計5回通院しないといけない。薄いシミに反応しにくい。

5)レーザー  メリット 薄いしみを含め効果が高い。シミの少ない方や、少数個のシミだけ治ればよい方は、4)よりトータルの料金が安くなりコストパフォーマンスがよい。この治療で駄目ならあきらめがつく。

デメリット 照射部位はごく軽いやけど状態になるので、最低一週間は軟膏塗布と貼りものの貼付が必要になるので(透明な貼りものもあります)、大事なイベントの直前にできない。シミの多い方はそこそこ料金がかかる。

 

正直どの治療も効果の差こそあれ効きます。

やさしい治療でも継続していけば、半年後には写真比較で変化を感じます。

 

特徴をまとめますと、やはりある程度料金がかかって、赤みが出る可能性のある治療ほど効きます。例外は肝斑の内服薬くらいです。

 

僕自身は男性なので、万単位の高い料金を払って高い基礎化粧品を買ったりエステで高いしみ施術を行うなら、美容クリニックに来てほしいなあと常々思っているのですが、やはりクリニックを受診するのは度胸が要りますよね。

そのお金を少しだけ美容クリニックの治療に振り分けて治療の味見をしてもらいたいなと感じています。

法律上、医療機関でしかできないレベルの、効果の高い治療が待っていますので。

やはり猫はいくら強くても猫で、虎はいくら弱くても虎なのではと感じています。そこには治療効果の明確な一線があります。

美容クリニック(医療機関)でのしみ治療は、コストパフォーマンスが極めてよいです。

医療機関でなければ上記の2)~5)の治療は法律上絶対にできません。

また、しみ治療については、実は他の領域より治療法が確立しています。

つまりレーザー脱毛に次ぐ治療と言っていいほど、効果が高い確率で出て長持ちします。

しみ治療自体が腫瘍切除みたいなものなので、とってしまえば効果はほぼ一生ものです。言わば内臓の腫瘍以上に、しみは限られた局所だけの問題なのです。

しみ治療がそういう特性をもっているので、僕は早い年齢での治療をお勧めしています。

早期発見早期治療は料金も安くすみますし。

その方がしみを毎日鏡で見てもやもやする期間が人生で短くなりますから(治療料金の元もとれます)。

なお、しみ治療は、治療の結果何らかの後遺症が出る可能性が極端に低いということも特長です。

後遺症については、レーザー脱毛と同じくらいのリスクではないでしょうか。

後遺症を強いて挙げれば、効き過ぎて白く色抜けすることでしょうけども、元々しみがあった部位ですから、しみが残っているよりも大概の方は目立たない状態になるのではと思います。

僕は、しみの治療で明らかに白抜けが半永久的に残った方に会ったことがありません。

現実的には、治療を行って考えられる一番最悪な状態でもお金を失うことだけというイメージです。

受診料は1080円ですので、よかったら話だけでもよいですから、気軽に聞きにいらしていただけたらと思います。

なお、外来で会う前に化粧を落としてもらえますと嬉しいです。

しみの種類は色々あり、治療方針を決める最初の診断が大事ですから。

また、当院での写真撮影は必須ではありませんのでご安心ください。

 

下記の写真は品川院のあるイーストワンタワー正面口の飾り付けです。早くもクリスマスムードですね。1年の長さが年々短くなっていきやや焦ります。