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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

形成外科 / Plasticsurgery

25ans 11月号 に掲載されました

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9月28日発売の 25ans 11月号にエレ女医の座談会に掲載されました~!

MTコスメティックスのタイアップページで、抗酸化・抗糖化と戦う!?内容です。

抗酸化・抗糖化はお肌のコラーゲンを変性させてしまい、たるみやしみ、シワの原因になる

憎き敵!

なのに・・・今回の座談会で盛り上がったのが・・・

血管年齢や糖化年齢を調べる検査をすると

意外にも私たち医師はとんでもない年齢がでてしまうことが多いのです!!

かくいう私も昨年検査した血管年齢、73歳でした(笑)

(今年はいろいろがんばって30代にまで良くなったんです~!)

市中病院や大学病院勤務時代の毎日といえば、、、不規則な当直、少ない睡眠時間、

めちゃくちゃな食生活、(時に食べないまま過ごすことも)・・・思い返すだけでも

全然身体にいいことしてませんよね?!というお医者さんあるあるネタで

盛り上がり・・・患者さんに指導してる場合じゃないぞ~

私たち、一番 不健康なんじゃないか説!

身体ももちろんですが・・・美しく年齢を重ねてゆくには 日ごろからの

ケアをがんばらないといけませんね!!

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是非、誌面もご覧ください。

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月曜日は池田先生の手術を見学させていただいてました~!

難易度の高い再発陥没乳首の手術で、予想よりも拘縮が強いため

術中、機転を利かせて器械を換えたり、糸の材質を変更したりして

奇跡の池田先生アレンジで良好な結果を得られていました。

池田先生の困難に直面しても、その壁を創意工夫で乗り越える力には

圧倒されっぱなしです。

予想外のピンチ(?)を迎えたときにどんな反応をするのか、

それによって医師の資質が如実に顕れる気がします。

ついつい毎日毎日同じようなことを繰り返しおこなっていると

気が緩んでしまいそうになりますが

すべてはあらゆる予想外の事態に対応するための準備演習だと

肝に念じて毎日仕事しないとな~~!

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ベビーコラーゲンで赤ちゃん肌へ。

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何度か学会で発表させていただいたベビーコラーゲンの開発者であるDr.Harellより

感謝状が贈られてきました~!

はるばるマイアミの地より。

図1 ベビコラ

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ベビーコラーゲンのメリットとして

①ヒト胎盤由来であり、他の動物由来の製剤にくらると

圧倒的にアレルギー反応は惹起しにくい

(いままで事前に皮内テストなど行ってから施術するものが多いです。

動物アレルギーを持っている私なんか動物由来のコラーゲン製剤なんぞ100%アウトですね笑)

②コラーゲン、と一口にいってもサブタイプがいくつもあり、

なかでも皮膚に関係するのはⅠ型コラーゲンとⅢ型コラーゲンです。

胎児期にはこのコラーゲンの組成がⅠ型:Ⅲ型=50:50とほぼ半分であるのに対して、

成人になるとⅢ型コラーゲンは顕著に減少してゆきⅠ型:Ⅲ型=95:5となります。

なぜ胎児期の傷は治りかたがちがうのか?

なぜ赤子の肌はプルプルでツヤッツヤなのか?

なぜオトナになるとカサカサのシワシワになるのか?

その鍵を握るのがこのⅢ型コラーゲンなのではないかと言われています。

(もちろんその他にもあらゆるサイトカインやたんぱく質が老化に関わるのですが。)

このベビーコラーゲン製剤には胎児期と同じⅠ型:Ⅲ型=50:50の組成で

コラーゲンが含まれているのです!!

赤子肌そのまんまの比率です。

Ⅲ型コラーゲンをごく微量 含むものはあったけれども。ここまで潤沢に含むものは

史上初!!

 

という製剤なのです!

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ホクロとってます。

· 形成外科 / Plasticsurgery · No Comments · Eri Iritani

すっかりGW前の嵐のような毎日も終わり、夏へ向けて

少し診療がひと段落なここ最近です。

 

GWに入るし、前から気になっていたホクロを 思い切って

とっちゃおう!!!

 

・・・と いう気分になるようで

GWの合間の平日の診療は朝から晩までホクロ取りでみっちりでした!!

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いや~ 診療内容の8~9割 ホクロ!!

ホクロの園へようこそ。

そのうち1件だけ切除の手術でしたが、残りはすべて炭酸ガスレーザーでの除去でした。

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先っちょ美人になろう!

3月になりさっそくわたくし、花粉症に苦しめられております。

花粉症外来も絶賛開催中ですので同じように苦しんでいらっしゃる患者様

ウェルカムです~!

ところで皆様、先っちょ美人、という言葉はご存知でしょうか?

どうも巷では、体のまつげや鼻先、ひざひじ、指先、かかとなどの体のいたるところの先端を

綺麗にしていると美人度がアガル!という意味らしいです。

本日は鼻の先っちょを美人にする手術、耳介軟骨移植術の紹介です。

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術前の写真です。

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暑くてすっかり干上がってますが、今日は院内勉強会。

· 形成外科 / Plasticsurgery · No Comments · Eri Iritani

 

暑い・・・暑いです・・・・。ふやけてしまいそうです・・・。

皆様 体調はいかがでしょうか?

品川はオフィス街なので会社員の方の勤務時間は

クリニックの患者様の数がぐっと減少します。

(逆に帰宅時間の18時以降がやたらと混みます。)

 

今日はそんな空いた時間に皮膚科の奥野先生達と不定期に開催される院内勉強会を

おこなってました。

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興味深い文献をいただいたので奥野先生に英文を翻訳してもらいまして、、(笑)

こんなテーマの文献でした。

「長年 ヒアルロン酸を注入し続けても大丈夫なの??」

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年々重くなる目には・・・

· 形成外科 / Plasticsurgery, 症例 · No Comments · Eri Iritani

お世話になっている業者さんよりご紹介いただきました。

ありがとうございます。

(最近 以前、一緒に働いていた他科の先生よりご紹介も増えており

大変感謝しております。)

幼少時より「もともと重い目で 視野は狭かったですね~ でも年をとるにつれて

年々、症状が強くなってきている気がします。」とおっしゃっている患者様です。

もともと軽い先天性の眼瞼下垂がベースに存在する方が

年齢を重ねて加齢にともなう眼瞼下垂症も出てきて

よりまぶたが重くあけにくく、たるみもでてきてしまったという方は少なくありません。

(もちろん重度の先天性眼瞼下垂症は 手術方法が変わりますので

総合病院をご紹介しております。)

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もともとまぶたは厚みがあったようなのですが、

「もうすこしすっきりさせたい、でも、

男性だし、長年の顔からガラリと変わってしまって

二重も幅広く外人さんのようになったり、

キラキラした目!?には 恥ずかしいのでならないでいいんです」という

ご希望をおっしゃっておりました。

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ベビーコラーゲン製剤、ほんとのとこ どうなの?!

先日 大阪で形成外科学会が開催されました。

なんと今回で60回目!!

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なにせ お題は 形成外科の還暦を祭る・・!!!(笑)です。

60年か~・・・

内科や外科、産婦人科などはきっと江戸時代以前から存在していたでしょうし、

外傷や熱傷は太古の昔から存在していたのでしょうが・・・

きちんとした学問の分野として産声を上げてまだ60年。

そういえば・・・・教科書にでてくるような、自分の名前を術式に冠するくらい

高名なドクターたちもまだご存命だったりするんですよね!

そう考えるとまだまだ これから形成外科は発展してゆく分野なんだろうな~。

さて 今回もしつこ~~~~く演題を出してみましたよ~~ふふふ

2017/ 4/15 16:10

当院でも扱っているベビーコラーゲン(Ⅲ型コラーゲン製剤)は本邦で発売になって

まだ数年です。

(特にこの2,3年で急速に普及してきた印象ですね)

もともとベビーコラーゲンはアメリカで開発され,ヒトの胎盤より精製された製剤です。

開発者のHarrel先生です↓

図1

臨床実験などは済んでいるものの全米で販売・流通する前に日本に上陸してきている

ため 安全性に関してはまだまだ未知数の部分がある製剤でした。

「ぶっちゃけたところ・・・・ほんとに大丈夫なの???その製剤!?」

という洗礼は

歴史の浅い製剤や薬物に対してつきものです。

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春です。

· 形成外科 / Plasticsurgery, 症例 · No Comments · Eri Iritani

すっかり4月になってしまいましたね~

今月は形成外科学会が開催されるので演題を出してしまっているため

スライド作りに追われています。

ちょうど皮膚科の奥野先生と勤務が一緒の日が多いので

病理組織の見方や考察の仕方を教えてもらいながら

泣きそうになりつつやっています。

我々にとっては病理検査って採取した検体の結果を患者さんに伝える、

というくらいしか縁がないんですよね~。

(学会直前なので そんな縁のないはずの病理検査会社に馳せ参じて

検体の確認をしたり 担当の病理の先生のコメントを

いただいたりして歩いています。。。

わざわざ 会社まで押しかける医師なんて私くらいなんじゃないでしょうか・・・!?

それくらい学会前になって奔走してます。)

 

奥野先生いはく

「大学病院時代には上司と顕微鏡をのぞきながら

表皮側から観察できる所見をすべて挙げていきなさい、と

ダダダダーーと目につく所見をどんどん言っていく練習をやってましたね」

という修行時代だったそうです。

まるで女子バレーボール日本代表の元監督だった柳本監督が

選手に至近距離でアタックを打ちまくり、

顔面にボールを受けまくり鼻血出しながらもレシーブする・・・・という

鬼の練習のようですね(笑)

 

さて そんな春の訪れに合わせて 二重の手術も右肩上がりに急上昇中~

術前

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台北での日本臨床皮膚外科学会に参加してきました。

· 形成外科 / Plasticsurgery · No Comments · Eri Iritani

先週末は台北で開催された日本臨床皮膚外科学会に参加しておりました。

金曜の夜に到着して1泊して朝に発表して午後に帰国・・・というまたまた

弾丸で移動してきました。

人生で初!税関で「1泊でしょ?その荷物何入ってるの?」と聞かれたのが

不本意でしたよ~~!!

確かに半年前もIMCASで台北に1泊滞在して帰っていたし、

女一人だし 怪しさ満点だったのでしょうかね!!??

さて 今回は 以前より私が常日頃から気になっている症例を数例、

解説しつつ弁護士さんからもアドバイスを頂いたので そちらも含めて

発表してきました。

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発表時間は12分・・・という 人生でここまで長い発表も初でした。

今回は初体験づくしですな~・・・

でも いままで5分くらいで慌てて走るように発表するようなものばかりだったので

今回はじっくり伝えたいこと、見ていただきたい症例などを網羅できたので

大満足です。

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