イーストワン皮膚科・形成外科はできるだけ美しく治るように
こだわりの道具を使用してアテローム手術を行っています。
僕自身の手術症例です。4年前に形成外科認定医の先生に
手術をしてもらいました。顔面神経が走行している場所ですので
繊細な注意が必要な手術でした。
世界一細く組織を傷めないチタン製ピンセット、
最新の高周波メスを使用して丁寧にアテロームを切除しているところです。
お顔の手術が多いので、縫合は透明の糸を使用して
術後もできるだけ傷が目立たないように努力しています。
手術直後の状態。
細かく縫いますので翌日からシャワーを浴びて頂けます。
現代は水道水もきれいになっているので水にぬらしてはいけないと
いうことはありません。石鹸はだめですが、
優しく洗っていただいた方がより傷はきれいに治ります。
そして今日、術後4年です。
患者様によく傷あとについて心配されるのですが、
きちんとした術者に手術をお願いし、そのあとの術後のケアが良ければ
このように傷はよく見てもわからなくなります。
「形成外科医のみ顔の手術をすることを神様に許されている、
そのかわり形成外科医は必死で良い手術をできるようできる限りの努力をしなければいけない」
と昔師匠に厳しく指導され、必死で手術の訓練をしてきました。
その想いは当院の医師すべてに引き継がれており
当院の認定医達は日々努力をしているのですが、
術後の患者様のケアも大切です。
こちらはご質問が多い眉下切開の傷あと(術後2年)。
全く傷あとがわからなくなる、というのが我々の治療のゴールなのです。
もちろん個人差はございますが、
3か月~6カ月は赤く目立つのが普通なので
半年間はがんばって待ちましょう。
また術後すぐにお化粧をされたり、
かさぶたを残したりと間違ったケアをされると
このように美しくは治りません、念のため。。
もう一度術前術後を出しますね。
手術の傷あとよりも周囲の薄いシミが目立つのが気になるところ。
河野太郎先生を受診して、今度銀座院に入った
ピコレーザーで治療してもらおうと思います。