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東京皮膚科・形成外科 奥野公成 超皮膚科学

myプロフィール

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· 奥野公成 · その他, プライベート · No Comments · Kosei Okuno

家でのんびりとした休日を過ごしていました。

今日は自分のことを少し紹介したいと思います。

今のクリニックに勤務して4か月半経ちましたが、一緒に働いているスタッフですら僕について知らない部分は多いのではないかと思います。

41歳男性の日本皮膚科学会認定皮膚科専門医で、医者16年目、皮膚科医としてのキャリアは15年目です。美容皮膚科(自費診療、男女とも)と、日本皮膚科学会の治療方針を基本とした一般皮膚科(保険診療)を得意としています。

美容皮膚科では、特にシミ治療、ヒアルロン酸・ボトックス注入によるしわ・くぼみ治療・輪郭形成、薄毛治療、にきび治療の4分野が得意で興味があります。

品川・銀座・日本橋の方に最善な皮膚科・美容医療を提供したいと思っています。

 

出身地は岩手県(郡部にあるかなり田舎の村でした)で、実家は医療とは関係のない自営業(会社等法人ではない)でした。

浪人時代を経て静岡県の医大を卒業、都内の大学病院の一般内科・内分泌内科を経由して、26歳から大学病院皮膚科医局に所属し、皮膚科医としての人生を始めました。

ちなみに、家族・親族に医療関係の者はいません。

父も母も学の無い人間で中学を出て社会に出ており、父は典型的なガテン系の人で(大工さん)、母は主婦でした。

かといって親が教育熱心だったということもありません。僕は勉強しろと一度も言われたことはありませんし、兄は県立高校の農業科を出て社会に出ています。

祖父母、父母、兄、私とも人生で私立の学校を卒業した人はいません。

僕は親兄弟より極めて長く勉強していたことになるので親兄弟にはとても感謝しています。

勉強できるって幸せですね。世界には勉強したくてもできない人がたくさんいるわけですから。

真夏や真冬にも外で働いていた父・兄は大変な仕事をしていたのだなとつくづく感じます。今でも建築現場のわきを通ると実家にいた当時を思い出すことがあります。気温だけではなく金属音のうるささも大変だなと感じます。

父が亡くなった後に母から聞いたのですが、父は生前自分も本当は高校に行きたかったと言っていたようです。

 

自分がどうして今の仕事についたのか時折不思議に思うことがあります。

その後総合的な皮膚科・美容医療を目指しました。

8年間皮膚科医局人事で過ごし、都内の美容皮膚科、美容外科、白斑、下肢静脈瘤、毛髪(植毛まで)、美容内科など様々なクリニックを掛け持ち勤務し、多くの先生方・スタッフ・患者さんとお会いしてきました。

東北での保険診療はつらいことも多かったのですが、幸いよい上司に恵まれ、総合的な知識を作る上でとてもよい下積み時代になりました。その地道な時代が、都会の皮膚科医になった今の自分を支えています。当時の上司たちは人格・仕事への熱意とも素晴らしい方ばかりで今でもとても感謝しています。臨床だけではなく、学会・論文等の指導でも大変お世話になりました。

ただ、大概の病気はなんだかんだで老人になってから生じるので、都心の皮膚科医になった今はもう診ることがない病気も多いだろうなと時折感じています。

 

30歳頃から、マイナスをゼロに近づける医療ではなく、ゼロをプラスにする新しい世界・分野にふつふつと興味が湧いてきました。

無意識のうちに美容やアンチエイジングに興味をもっていたのだと思います。本能ですね。

患者さんに、一般皮膚科医+アルファの一味違う医療を提供したいと考えていました。今は主に自由診療を通じてそれを体現しています。

 

皮膚科は身近な診療科で、患者さんや自分の外観のケアをすることで人生を前向きに生きる手伝いをできることがやりがいです。

今の仕事がとても好きな理由は、おそらく人の喜ぶ顔をダイレクトに見ることができるからです。

しかしその一方、皮膚は患者さんからも見えるので、よくなったかならないかごまかすことはできない妙なシビアさはあります。

患者さん自身が自分で自分の写真をスマホで撮って経過を追えますしね。

医療にしかできない素晴らしいサービスを多くの人に知らせ、一度経験していただきたいです。

そのための説明はしっかり丁寧に行います。

でも普通の皮膚病の方も気楽にいらしてください。保険診療だけの方も多いですから。高いものを強くすすめることは決してありませんので。

電車に乗っていると、目の前に座っている皮膚病の人に声をかけたくなります。しかし不審な人と思われるのでじっとこらえています。僕に声をかけられたらその人にとってプラスになるという気持ちは、いささか傲慢なのかもしれません。

人生は知っているか知らないか、一歩目を踏み出せるかどうかだけの差です。興味が少しでもあれば、リスクの少ないものを味見して湯加減を見ることで人生は大きく変わります。

でも合わなければ続けなくてよいと思っています。嫌ならやめればよいのです。

リスクの低そうな治療の場合、この治療を絶対やる!という気持ちを10としたら2の気持ちが出てきたら試しに受けてみるとよいと思います。何事も少しだけ味見です。

「病気・けがの治療+美容治療」による「物心とも豊かな人生の体現」が目標です。

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ちなみに、他の皮膚科医より勝っていることは、多くの形成外科医・美容外科医と交流してきたことで、一般的な皮膚科医より美容・皮膚疾患等、体表医療の一歩突っ込んだ情報を提供できる点だと思います。

例えば、アトピーやニキビの方であれば、黒・茶・赤・凹凸等の痕を治すところまでを目標としています。患者さんが希望されればですが。

妙な言い方ですが、一般的な皮膚科医が知らない知識をもち、かつ一般的な形成外科医が知らない美容・体表医療の知識をもっているとも言えます。

 

私生活ですが、子供の頃からスポーツは好きで、サッカー部、ラグビー部、ボート部などに中、高、大で所属していました。今も趣味はジム通いでの筋トレ・ウォーキング・ランニングです。身体を動かすことは好きです。この仕事についてから日焼けしないようになりました。

心身の内科的健康が美容の土台にあるというのが僕の基本スタンスです。医者になりその考えはさらに強まりました。病気をしたことはありません。

他に趣味と言えるような趣味はなく、最近は家でもテレビ、漫画、仕事関係の本やDVDを見ていることが多いです。インドアな男です。

残念東北人なので酒は全く飲めません。友人には一生酒代のかからない男と言われています。家系的にかなり弱いです。

ちなみにスキー等ウインタースポーツも行ったことはありません。残念東北人です。

評価は分かれるかもしれませんが、自分の休日ではなく、自分の起きている時間の大半を占める医者の仕事の時間を有意義に心地よく過ごせたらよいなと思っています。

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人間とは、年をとればとるほど、本来の自分の姿になるのだと思います。

年齢を経てから会う人が本来の自分に近い人なのだと思います。

逆に考えれば、運命の出会いは親・兄弟・故郷だけなのでしょう。それらは検索や選択や努力など全く無関係の縁ですから。

子供の頃耳にした言葉に、「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ。」という言葉があります。

子供時代や学生時代は全く予想していなかった今の自分になっていますが、患者さん・池田総院長・他のスタッフとの出会いを大事にし、患者さんの前で最高のパフォーマンスを発揮できるよう自分を管理していきたいと思います。

「どこ見て仕事してるんだっ、患者さんは目の前にしかいないぞ!」と日々自分に言い聞かせています。