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顔のたるみをスレッドリフト(糸リフト)で治療できる理由 (品川・銀座院)

· たるみ, 美容外科 · No Comments

本日は、皮膚の下に糸を通したるみを引き上げるスレッドリフトという治療について主に述べます。

行った直後から効果を感じられる、プチ手術的なリスクの極めて少ない治療です。自然に溶けてなくなる糸なので安心です。

これでシミ、しわ、たるみの記事が揃いました。

下記に20年前(21歳頃)の私と今年の私(41歳)の写真を並べました。

ちなみに、体重は3kg増えています。徐々にまぶたは重くなり、重力の影響で頬が下がって顔が大きくなっています。年をとると存在感のある顔になっていきますね。時の流れは恐ろしいです。でもたるんだおじさんになっても皆様のために頑張ります。

現在たるみの治療は下記の4つに大きく分かれます。

1.高周波等の機械による治療

1’.脂肪溶解注射による治療

2.スレッドリフト(Jリフト、3Dリフト等の糸挿入による形作り・引き上げ)

3.フェイスリフト(たるみ改善となる部位を外科的切除により減らす治療)

 

1から3の順に施術時の体への影響が強くなりますので、大まかには効果も大きくなっていきます。

私の考えでは、1’と2の間に患者さん側に精神的な壁があるような気がします。

そこで、どの治療もメリット・デメリットはありますが、今回は中級~気持ち上級者的な治療である2.スレッドリフトについて述べます。

このスレッドリフトは、患者さん側からすると手術というイメージがあって、一見怖い治療のように見えると思いますが、一歩踏み出す勇気があると、かなりコストパフォーマンスの高い治療になります。

入れるのは溶ける糸ですから、先が丸い鈍針カニューレでヒアルロン酸を入れるのと、やる手技の難易度は大して変わりありません。人生何事も一歩目力ですね。当院のスタッフでも行っている人は多いです。

 

通常皮膚は表面から表皮・真皮・皮下脂肪という順に配列していますが、たるみについては重力による大陸移動のような下垂(主役は脂肪)なので、主に真皮深層~皮下脂肪層にアプローチする治療となります。

しみやちりめん皺のようなミクロの変化と違い、たるみや凹みのような大きな(マクロの)変化は、アプローチする層も深くなっていきます。とは言っても筋肉には到らない程度の層までなので安全性はかなり高いです。

以前はフェイスリフトと呼ばれる外科的切除を行うリフトが主流でしたが、徐々に(受ける側が)より気楽にできるスレッド(糸)リフトが世間の割合のほとんどを占めるようになってきました。

 

当院で行っている糸は頭に固定しない浮遊型タイプを用いています。

Jリフトと3Dリフトという商品です。JリフトをJコグ(棘)と言うこともありますし、3Dリフトはシルエットソフトリフトとも言います。余談ですが、JリフトのJはJapanのJです。

多いパターンはもみあげ近くから入れ頬の皮膚の下をくぐらせるパターンです。

一般には、入れたときに引っ張って物理的にたるみを引き上げる効果と、その後に起こる入れた糸周囲の線維形成で、その引き上げ効果が続くと言われています。また、皮膚の線維を刺激することで美肌にもよいとされています。

私個人的なイメージでは、スレッドリフトの糸はビルを建てるときのどろどろのコンクリートに鉄骨の芯を入れコンクリートの強度を増す役割と同じと思っています。平たく言えば芯棒ですね。もっとくだけた例えですと、使いこまれたへなへなのブラジャーと新品のワイヤー入りのブラジャーの違いのようなものです。だらけたものに棒を入れ形をビシッとさせる役割です。

また、これも私の考えですが、挿入した糸をもみあげ近くの穴付近で切るので、糸のその出入り口付近が糸の全長で一番浅くなり、皮膚に軽く「固定気味」になるのだと思います。

ちなみに、針穴はかなり目立たなくなります。

スレッドリフトの一番のメリットは、たるみの引き上げが足りなければ簡単に追加できることです。言うなれば、少しずつコントロールがしやすいということです。

患者さんと話しながらできるので、鏡を見せて希望があれば追加しています(有料にはなりますが)。通常は術前のイメージとギャップなく終わり、やる前に決めた本数を入れたら終わりです。

また、局所だけに効く麻酔注射だけを用い短時間でできますし、もし引き上がり過ぎてもその糸は数ヶ月から約1年ほどで溶けてなくなります。

当院では溶ける糸だけを使用しております。ですから、体内に異物は残りません。頭に固定するタイプではないので、頭痛が起きることもありません。

デメリットにつきましては、上記の逆が言えます。つまり、溶ける糸なので効果が何年ももつものではないということと、強烈な変化はないということです。ナチュラルに綺麗になりたい日本人向けと言えます。溶ける糸のリフトにつきましては、製品にもよりますが、総じて効果は1年~2年半と考えています。

効果につきましては、私見ですが、50代の方が同窓会に出席して同級生のたるみより2~6歳分たるみが少ないイメージではないでしょうか。

 

手順は以下のようになります。

顔のたるみを指で引いて最適なラインにペンでデザイン記入→(歯医者さんと同じ)局所麻酔注射→リフト糸の入る穴を針でぽつんと開けて糸挿入→入れたら針穴に軟膏・テープを貼付(1日だけ)

 

当院ではJリフト(PDO素材)、3Dシルエットソフトリフト(PLA素材)を中心にたるみの糸治療を行っています。

違いは、Jリフトは上からI型に挿入する糸で、3Dリフトは逆Uor逆V型に挿入するヌンチャク様の糸です。後者の糸は糸の出口にも穴を開けるのでほうれい線付近にも針穴ができ、針の違いから糸挿入時の内出血のリスクは少しだけ上がります。しかし効果の持続期間は長く、立体的に引き上がります。いずれの糸も縫合用吸収糸と同様、溶けてなくなりますのでご安心ください。

Jリフトはギザギザ(コグ)がついた糸で、3Dリフトは糸とカップ(コーン)からできています。下図の左と真ん中がJリフト、右が3Dリフトです。真ん中の図は左の図の拡大です。

施術時間ですが、通常顔両側で時間は30分から60分くらいです。

 

術後は軽い腫れ・むくみ、軽い違和感・鈍痛が一週間起こることがあります。

メイクは翌日から可能です。

Jリフトにつきましては、糸挿入後そのまますぐ仕事に戻れるくらいです。

ちなみに、料金は3Dリフトが1本(U字状)で151200円、Jコグが1本27000円になります。

 

以上が糸を使ったリフトの概略となります。

スレッドリフト(Jリフト、3Dリフト)に興味のある方は、質問だけでも結構ですので、品川のイーストワン皮膚科形成外科(03-5479-3388)、銀座の東京皮膚科形成外科(03-3545-8000)までお気軽にお問い合わせください。

また、治療前後の写真をHPなどネット掲載や学術発表等の使用でご協力いただけます方は、2~4割引の料金で施術させていただきます。ご希望の方は私奥野かスタッフに遠慮なくお声がけくださいませ。

 

下記にJリフトの症例写真を挙げさせていただきます。いずれの方も口のわきの膨らみが減り、若返った印象になりましたね。