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東京皮膚科・形成外科 入谷 英里ブログ

Month: 9月 2016

患者さんの不適切な要求や希望をかなえるべきか否か!?

· 形成外科 / Plasticsurgery · No Comments · Eri Iritani

来年1月に台北で開催される日本臨床皮膚外科学会の演題を発表してみない?と

お声をかけていただいたのでただいま絶賛、抄録を考えています。

大抵この抄録を書いている時は漠然とした内容のまま提出してしまうので、いざ直前になると全く方向性の違うプレゼン内容になり

あわてて軌道修正しています。。。。

 

普段より症例写真をきちんと撮影する、おや?とひっかかったり珍しいぞ!と思う患者さんや疾患があったらマメにフォローする、などなど 日々の診療から学会発表への事前準備は始まっているという自覚を忘れず仕事しないといけないですね・・・。

2016/ 9/25 2:27

臨床皮膚外科学会はほぼ皮膚科と形成外科の先生で構成されており、

普段日常遭遇するありふれた症状のようで実は注意しないといけない疾患、珍しい皮膚腫瘍、新しい潰瘍の治療から、

全身状態が悪くてどうにもこうにも全身麻酔での手術にもっていけない患者さんの創を局所麻酔下で閉鎖できる手法だったり、

外来手術でこの器具を使うとちょっと便利だよと、いったような

まさに臨床ですぐに実践できる、そこ聞きたい!そこ知りたい!それ便利だね!というような勉強ができるので一般診療で皮膚科や形成外科を診る先生は是非入会されると面白いですよ~!

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学会行ってました。

· 形成外科 / Plasticsurgery · No Comments · Eri Iritani

先週は第25回日本形成外科学会基礎学術集会へ出席してきました。

今回のテーマは「基礎から臨床への橋渡し」というテーマです。

我々臨床をメインにしている医師からするとどうしても

基礎研究はおろそかになったり軽んじてしまいがちですが、

基礎なくしては臨床はありえないですし、その逆もまたしかり。
実際にテーマの通り、3Dプリンターの応用による基礎研究に関してだったり、

細胞工学の話をわかりやすく説明してくださる講演があったり、

あとはこれからいやでも時代の中枢を担ってゆく再生医療に関してなどなど、

臨床との関わりを感じられる内容が多く、出席しても実りあったなあ~

良かったな~と思える基礎学会でした。

講習会では柴レイ湯という術後の浮腫を軽減する漢方のお話などあり

さっそく来週から患者さんに説明して処方してみようかと思っています!

IMG_0411

空いた時間に展示場をぐるっと回ったのですが、そこで

ウシのアテロコラーゲンを使った実験材料を展示してあるブースがありまして

こちらの担当の方と少しお話できてコラーゲン研究の第一人者の先生のお話など

聞けて、ちょうど現在自分があたっていた壁が少し越えられそうな気がしてきました・・・。

そういう意味でも収穫の多い学会でした!

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眉毛の形も変わった!!

· 症例, 美容外科・美容皮膚科 / Cosmetics · No Comments · Eri Iritani

 

ここ最近、帰宅後に お役所に提出しなければならない

書類作成に時間をとられて気がつけば深夜3時を回ってしまい

すっかりヘロヘロです。

確定申告などの書類作成や専門医の更新などの書類作成のような

地味に積み上げていけばゴールがやってくるような書類作成は大好きで(笑)

締め切りより2ヶ月前から嬉々としてレシートを分類したり、過去の手術レコードを

ひっくり返したり出席票や参加証を整理して準備しています。

他人の分までやってあげたい!!と思うくらいです。完全に変態ですね。

 

 

が、今作成している書類関連は 来年度の保育園入園関連の書類で・・・

私の住んでいるエリアが全国でも有数の待機児童数を抱え新聞でもしょっちゅう取りざたされて

いる保育園デンジャラスエリアなのです。

提出したからといって必ず報われるものでもない、でも

提出しなければ何の可能性も生まれないのでとにかく提出しなければ!

という不安定な要素ばかりの書類作成は

私にも熱がこもらず

未来への不安ばかり増幅させる作業なので ちょっとパワーを吸い取られています。悲しい~~

さて こちらの患者様は当院の経結膜式眼瞼下垂症手術 LT2点を受けられた方です。

LT2点前

術前です。

最近特に右目の重さが気になる、、とおっしゃっていました。

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